![[8304]あおぞら銀行は高配当・年4回配当、しかしそこには理由とリスクがある。](http://aquacat.net/wp-content/uploads/2020/03/bank-file.jpg)
本日はあおぞら銀行についてです。
株価暴落があった為、今後についてはどうなるかはわかりませんのでそこには注意が必要です。
このあと記載していきますが配当が高いことには理由があります。
その為、その分反動が簡単に来る、ということは頭に入れる必要があります。
あおぞら銀行の会社の情報について
会社詳細について:
直近の経常収益(経常利益)
2015年:1,300億円(597億円)
2016年:1,241億円(557億円)
2017年:1,347億円(518億円)
2018年:1,488億円(580億円)
2019年:1,601億円(478億円)
2020年予測:1,650億円(510億円)
経常収益に関しては伸ばせておりますが、銀行ですので経済状況により大きく変動するものと思われます。
リターンは大きいですが、リスクも大きいですね。
PER:6.19倍
PBR:0.47倍
PER(Price Earnings Ratio)は1株当たり純利益の何倍まで買われているかという指標です。
業績によりますが、15倍以下だと割安と考えられております。
ただ銀行だと更に低くなりがちなので他社と比較し、見比べるべきですね。
三菱UFJFG:6.79倍
三井住友FG:5.17倍
みずほFG:6.08倍
といった形で妥当な感じもしますね。
PBR(Price Book-value Ratio)は株価1株当たりの純資産の何倍まで買われているかということで、1倍以下は割安だと考えられております。
ROE(自己資本利益率)は会社がどれだけ効率よく稼いでいるかの指標です。
8%が1つの基準としてそれより上であれば効率よく稼ぐことが出来ているという基準です。
ROEは8.2%と現状ではしっかり稼げております。
ただこの数値は2019年3月時の指標ですので今後の数値は下がるものと思われますので注意が必要です。
あおぞら銀行の配当について
配当性向・株主への還元に関しては以下のように示されております。
株主還元については配当による還元を原則とします。配当性向を50%程度とし、業績に応じた還元と安定配当の維持の両立を図ってまいります。また、引き続き四半期ベースの配当を実施いたします。
https://www.aozorabank.co.jp/ir/share/dividend/
実際に過去の実績を見ても配当性向は50%を維持しておりますので今後も稼げた金額の半分を出すという形になりそうだとは思います。
配当については
年度:配当(配当性向)
2015年:14.9円(40.0%)
2016年:18.6円(50.0%)
2017年:18.7円(50.0%)
2018年:184円(50.0%)
2019年:154円(50.0%)
2017年10月1日にて10株⇒1株へと株式併合を行っている為、数値変動がありましたが基本は配当性向50%の維持となっております。
ですので今後もこれは継続され、減配等も行われると思います。その代わり稼いだ時には配当をしっかり出すという形になりそうです。
景気に反応してしまうと思いますので大きく保有は出来ませんがリターンも大きくなる時期があると思いますので意識しておきたい銘柄ですね。
2019年には1株当たりの利益が減りましたので減配、今回のコロナショックでも減配があるものと思われます。
あおぞら銀行の株価について
2年期間で見ると減配もあり、急速に株価が低下しています。
やはりこのように利益に従って配当を出している企業はそれが落ちてしまうと株価にも影響が出てしまうようですね。
以前は2000円を大きく下回る時期もあったようですのでそこまで落ちてきたといった所でしょうか。
ただし、配当もどこまで落ちるかわからないのが怖い所です。
今の約半分の80円/年の配当になった場合、株価が2,000円なら4%を維持出来るのでそのぐらいで耐えてほしい所ですね。
あおぞら保有に関して
この銘柄の配当方針は結構極端だと思います。
株主還元については配当による還元を原則とします。配当性向を50%程度とし、業績に応じた還元と安定配当の維持の両立を図ってまいります。また、引き続き四半期ベースの配当を実施いたします。
https://www.aozorabank.co.jp/ir/share/dividend/
という形ですので利益が出せれば払う、そうでなければ減らすものです。
銀行は国債による利息や企業への貸し出しによる利息で利益を出しますので景気が悪くなるとどこまで落ちるかは不透明です。
私は2,800円近くで購入してしまったので140円程度の配当が出て利回り5%となります。
その為、上記で書いたような約半分の80円まで落ちてしまうと利回りは3%を割ってしまいますし、無配まで落ちることもあり得ると思っています。
現在の配当金156円がそのまま支払われたとすると配当利回り8.05%となります。
この数字だと非常に魅力的ですが、来年の実態も見ていきたいところですね。
私としては保有を維持しているので頑張ってほしい所です。
銀行は今後非常に厳しいと思いますが、あおぞら銀行は個人向けの融資などを強力に行っております。またGMOとネット市場へも足をのばしています。
その為、他よりは方向性が異なるかもしれません。
※あくまで個人の考えです。株式投資に関しては自己責任にてお願いいたします。
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