米雇用統計で雇用者数増加に転じ、失業率低下に至った理由?

5月の非農業部門雇用者数は前月比250万人増というポジティブサプライズ情報がニュースで流れ、今週末は株価大上昇ということになりました。

先月は2070万人減で1939年の統計開始以来の最大値だったのですが、1か月でここまで改善するのでしょうか。

また失業率も前月14.7%から13.3%の低下(市場予想は19.0%)と改善に至った理由はなんでしょうか。

正直本当にそこまで改善されるものなのでしょうか。

米雇用統計で雇用者数増加に転じ、失業率低下に至った理由とは

新型コロナの感染拡大によりアメリカは世界で一番感染者が出ており、死亡者も出ました。

その為ロックダウンなどの強硬手段を取ったこともあり、5月頭に最悪の状況からは逃げられたように思えます。

また5月後半からは経済活動を再開しているといったニュースも日本に届くまでとなり、その結果雇用に関しても戻せたというのが実際の所でしょうか。



企業がクビにしたのも早かったですが、
同じ企業が同じ従業員を呼び戻しにかかるのも早かったのかなというのが正直な感想です。

大体の人は以前に行っていた仕事とほぼ同じことをするでしょうから、大体の場合実績は十分です。

同じ企業に戻るかはその人の扱われていた環境次第でしょうが、レストランにいた人は同じレストランに戻るか、別のレストランに歓迎されるかといった移動程度だったのではないでしょうか。

日本だと全体でそれをやるっていうのは難しい感じがしますが、アメリカなら…っていう所なのでしょうか。

米雇用統計の結果は本当か?

様々なニュースを見ていると、

6月5日に発表された米雇用統計が本当に正しかったのかといった文章はところどころに上がっている。

そりゃ
4月にクビにされて、実家に帰ったりした2070万人が
5月に呼び戻されて、そのうちの250万人が採用された。

って聞いたらマジか?そんな簡単なの?って思うと思う。


金曜日の市場は好意的に動いて、急上昇したが
それが本当に良かった動きなのか、将来を示しているのかというのは月曜日に表れるのではないかと。



失業率であれば
「積極的に職探しをしないで実家に帰った場合、失業率計算の分母に入らない。」

【労働意欲のある人】がカウントされるということがある為、

「あぁ・・・みんな諦めてるんだよな。そりゃそうだ、この時期コロナが落ち着くまではしばらくどうにもならんぞ」
ってなると思うんですよね。

勿論、予想より早く経済活動が元に戻り、雇用関係が元に戻ることは素晴らしいことだと思います。

ただそれが本当ならば、という条件が付くと思います。

数字のマジックでそうなっているだけなら誰も幸せにはなってないですからあとから反動が来そうな気がします。


また今後夏にかけてはじわじわと戻るだけで上がるかもしれませんし、
10月ぐらいからクリスマス商戦準備ということで雇用増は行われそうですし、
結局なんとも言い難い感じですよね。

まぁエコノミスト予想の中央値が750万人の減少だったから、それは収まってる状況を見たらないだろwってなりますけどね。

4月で減らして、5月で増やしたというのはまぁあるか・・・なるほどなぁというお話。

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