長期投資で複利の力を借りて、配当金は再投資へ入れよう

資本主義市場で宝の地図となるのが複利の仕組みだと思います。
1年、2年といった期間ではあまり効果を得られませんが、

運用期間で資産は3倍になる

元手100万円を高配当・高利回りと言われる5%で運用・再投資を行うと、運用期間によって増やすことが出来ます。

期間が短いとあまり効果はないように思うかもしれません。

ですが、徐々に下を見ていくとわかると思いますが、30年まで行くと恐ろしいパワーになります。

運用期間1年:約104万円

運用期間3年:約112万円

運用期間10年:約148万円

運用期間20年:約218万円

運用期間30年:約323万円

(1年毎に20.315%の課税を行い、複利で計算。万以下は四捨五入を行っております。)

毎年芽が出て、大元の資金はどんどん育つ

20年で、2倍に。
30年で、3倍になっていることがわかると思います。

アメリカでは、株主への還元の意識が高かったこともあり、利回り5%以上(8%とかもある。)が多くあります。
また増配も年5%程度行われる企業も多い為、当初100万円で5%の5万円の配当があったとしても20年後には倍の配当が払われることもあります。

すると倍になるスピードは更に速くなると思います。

また運用期間の数値でわかる通り、複利の効果が出るのは時間がかかります。
効果を最大限する為には長く続けるということが一番大切です。


そして認識として非常に大切なのはこの理論は経済市場が成長を続けていくことを想定しております。

株価が長期に渡り、停滞してしまうとその恩恵が減ってしまうことがありますので過去20年の実績を、今後20年で得られるとは限らないということは注意です。

ずっと再投資をしていれば良い訳ではない

再投資は資産運用において素晴らしいパワーを発揮します。

ただ、それをずっと続けていけば良いかと言われたらそんなことはありません。
お金を貯めるだけ貯めて使えずに終わってしまうこともあるからです。

また体力の問題もあります。
旅行に行くとしても30歳で行くのと、55歳で行くのと、70歳で行くのでは大きく内容も体力も変わってしまうでしょう。

つまり個人の年齢によってお金の価値が変わるのです。

30歳での100万円は、70歳の50万円程度かもしれません。

そういう意味では使うべき時にお金を使うということも大切ですね。

最終的な目標を設定する

使うべき時にはお金を使いましょうと書かせていただきましたが、一番大切なのは最終的な目標です。

50歳でアーリーリタイヤをし、配当金だけで生活したいのか

65歳で年金プラス配当金で悠々自適な生活を行いたいのか

それ以外なのか、人それぞれのパターンがあると思います

目標をしっかり立てて、いつからどんな生活を行いたいのかということを考える必要があると思います。

それこそ働いており、入金を常に出来るのであれば配当金は贅沢の為に使うということも大切だと思います。

30歳で給与は投資へ、元本はフル回転させて、配当金で生活を行う。
という目標も良いと思います。


みんながこうしたらお得だからという訳でなく、
自分でどの時期にどれだけの資金が必要か考えていくことが大切だと思います。


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