育児休業中のお金はどうなる?ボーナスが減って年収が激減。

2021年は夫婦二人とも殆どの期間で育児休業となる為、年収が大幅にダウンしてしまう…
その為、お金の動向についてはしっかり把握しておく必要があると思われる。足りないならどれだけ足りないのか、そして余るならどれぐらい余るのかの認識が必要となりますね。

また育児休業給付金に関しては処理の兼ね合いもあるので遅れが発生してしまいます…

そういった背景から改めてお金の出入りを確認しておかねばと思って簡単にまとめてみました。
投資についても一定額はしっかり確保したいと思いますので計算してみます。

収入の部

まずは収入に関して、
以前はあったボーナス、そして基本給の額が削減されます。
しかしながら会社からのこども手当(15,000円/月)、
そして国からの児童手当(15000円/月、ただし2月、6月、10月に4か月分ずつの支払い)
に関しては追加されます。

育児休業給付金に関しては
育児休業開始前6か月分の賃金÷180日×30日x67%(180日に達した後に50%相当)の支給となります。
これを計算してみますと約28.5万円の給与(残業込)から

67%の場合:190,950円
50%の場合:142,500円
となりました。

奥さんに関しては産前産後等があり、ちょっと難しかったので概算となりますが約18万円の月収に対してとなるはずですので

67%の場合:120,600円
50%の場合:90,000円
となるものと思われます。

給与収入としては以上となると思われますので
夫分190,950円(子供手当+15,000円)+妻分120,600円+児童手当15,000円
=341,550円/月
これが6カ月目までとなり、以後は
夫分142,500円(子供手当+15,000円)+妻分90,000円+児童手当15,000円
=262,500円/月
となる予定です。

収入の部まとめ画像



しっかりと働いて社会保険料を納めたからこそのものだと思うと非常にありがたいですね。

支出の部

さて、ざっくりとした収入はわかりました。
それではざっくりとした支出も把握してみましょう。

住民税は前年の1月~12月の給与が計算され決まる為、育休中も継続していくものと思われます。残業が減っている為昨年よりは多少減ると思いますが、支払いが発生してしまいます。
この金額が1月~7月まではもう確定しており、9,700円となっております。
8月~12月に関しても計算の兼ね合いで同じ金額にしておくことにしましょう。
妻の住民税は約8000円としておきたいと思います。

家賃は会社からの補助が出ており(休業中も頂けるのはありがたいことです)、現在3.7万円程の支払いです。
ただ子供が生まれ住んでいる人数が増えると計算が変わる為、3万円の支払いになる予定です。
家賃補助が発生する会社に勤めることで、非常に生活費を削減することが出来るのはありがたい限りです。

続いては水光熱についてです。
これは結構予想外が発生しており値上がりしております。

まず電気代です。
赤ちゃんの為ということもありますので仕方ない部分はありますが正直跳ね上がりました。今まで冬の期間でもエアコンをつけるという日は殆どありませんでした。しかしながら赤ちゃんの適正室温は20度~25度、そして湿度に関しても60%前後を目安にということがあります。
その為、エアコン・加湿器を常時つけている状態となっております。また洗濯の回数も一気に増えました。
親2人も快適なので良いのですが、やや悩みどころですね。
この為、年間平均で1万円程度の支払いになる予定です。

ガス代についても同様にやや増えることが想定されますので年間平均で7000円程度の支払いになる予定です。(こちらはもう少し収まるとは思いますが…)

水道代は現状とあまり変わりませんね。
2カ月で約5000円、1カ月あたり約2500円といった所でしょう。

食費については約3万円を想定しております。
メイン利用のスーパーで1.5万円
サブ利用の八百屋で5000円
+1万円がそれ以外のものです。
赤ちゃんは上記で購入予定の食費には含んでおりません。
また既にミルク粉や5カ月以降の離乳食は用意しているので大きくかかるものは発生しないのではないかなと考えております。
ただこちらに関しては赤ちゃんがいる為、外食はほぼないと思われることを考えると更に減るのではないかなと思われます。

また昨年度ふるさと納税にて届いております豚肉や保存食として用意しているレトルトカレーなど備蓄もあります。また半年に一回ぐらいでしょうか、野菜等の救援物資を送ってくれる親の存在もあります。
これらを活用していくことで今年は食べ物を減らしていく年として生活していくことでコスト減が期待できるかなと考えております。

赤ちゃん代は月5000円程度を想定しております。
上記にも記載している通り、ミルクの準備は今年に関しては(多分)不要、また服に関しても60-80㎝のものを貰ったり、買ったりと用意しており現時点では追加は不要です。
シャンプーや肌ケア用品に関してもある程度最初の用意(1万円分ぐらい生まれる前に購入済)もしておりますのでもうしばらくは不要。
おむつに関してもポイ活の一環でついでに買うことがあった為、大分早期の準備が行われております。(雑に新生児4パック、Sサイズ5パック、Mサイズ4パック、Lサイズ3パック程度がありました。)新生児3000g用と5000g用と2種あったので3000g用に関しては購入しましたが、それ以外に関してはある程度耐えられる量があると思われます。おむつは1日10枚程度、1枚当たりで計算すると15円(買い方により12円~20円と幅があるが)程度です。
上記のことから月5000円を想定しておけば最初の1年間は超えられるのではないかなと思っております。

あ、あとスマホ代は楽天モバイルを使っている為、またネット代はマンションネットを使っている為かかっておりません。
やや遅さは感じますが、使う上でそこまで困るわけでもなく…そのままにしてますね。

その他雑費として1万円程度。
病院やちょっとお出かけをする交通費用、その他イベント用(お宮参り等等)を想定しております。
また日用品もこのあたりでカバー出来るかなと。

合計で月々112,200円程です。
家賃に関して会社からの援助がある為非常に安く済んでおりますのでその恩恵を今のうちに受けておこうと思います。

全体としての比率で見ると家賃や食費がとびぬけているように感じますが、
丸の大きさ(合計金額)として見たら非常に安く済んでいると思います。

投資の部

とここまでで終われば良いのですが、毎年一定額の投資を行っております。
更に赤ちゃんが産まれ、制度的にも変更された為使いやすくなったジュニアNISAもございます。

一人で投資を行っている人と、妻が協力してくれる人と、でも投資のスタイルは異なります。
更に子供が生まれましたので子供へ残す為にジュニアNISAも活用することになりました。

これらを比較すると「何がベストか」というのは本当に人それぞれ変わっていくなと思います。


その為この部分の計算もしなければなりません。

現在NISAの枠として、
夫:つみたてNISA(40万円/年)
妻:NISA(120万円/年)
子:ジュニアNISA(80万円/年)
がございます。

更に楽天クレジットでの投資信託の購入(5万円までは1%ポイント付与)がある為夫・妻共に月5万円ずつ購入しております。
(ただし夫はつみたてNISA分を含む。)

そう考えると
夫:つみたてNISA(40万円/年)+16700円/月
妻:NISA(120万円/年)+30,000円/月
子:ジュニアNISA(80万円/年)
となり、
総額:2,960,400/年、246,700円/月
となります。

支出だけでなく、収入に関しても配当収入3万円/月程度であれば出すことが出来ると思います。
まさに以下の通りではないかなと。

株式投資にある程度の額を入れておくことで、
・株主優待
・配当金・分配金
等が収入として受け取ることが出来るようになります。

育児休業取得によりボーナス分が全て無くなったとしても問題なく生活出来る分を取得していけばよいのです。
勿論、これには数年以上の時間がかかりますのでコツコツと積み重ねることが必要になりますが。

まとめ

収入:341,550円/月
6カ月目以後は262,500円/月

支出:112,200円/月
(食費・赤ちゃん代・雑費は序盤は合計1万円程度減る見通し)

投資:ー246,700円/月
配当:30,000円/月

収支:341,550円ー112,200円ー246,700円+30,000円=12,650円
6か月後には収入部分が79,050円程減額されますので66,400円の赤字となってしまいますが、そこは少しずつの節約と配当増と今ある預金から賄いたいと思います。30万円ぐらいあればいけるでしょうか。

とギリギリですが、プラスが見えました!
概算になる為、目標通りの進捗が出来るかどうかはわかりませんが目星はついたということで非常に良いシミュレーションだったのではないかなと思います。

皆様も是非シミュレーションしてみてはいかがでしょうか。

また私は最終的にはFIREを考えております。
そういう意味では育児休業を1年間取得することでセミリタイアやFIREの導入・体験入学にもなるんじゃないのかなと考え、日々を過ごしております。

※あくまで個人の考えです。株式投資に関しては自己責任にてお願いいたします。

株式投資の為には証券口座が必要です。

楽天証券であればポイントが貰えたり、ポイント投資も可能になってきております。

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私もメインで使っておりますが非常に使いやすいです。

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