[2790]ナフコから配当金を受け取りました。

ホームセンター系はコロナ禍でも好調に推移しております。
4月からの売り上げは通常期よりもむしろ上がっており、私の中では高評価です。

5-6月に関しては既存店110%を超えており、素晴らしい成績です。

安定配当、低配当性向、低PBR、安定経営と大成長は見込めないかもしれないですが確実に・堅実には成長していっている九州エリアでの資材・DIY・園芸用品・生活用品としてのホームセンターと家具・ホームファッション用品の専門店として運営しているナフコです。

ナフコの株主優待・配当チェック

2020年3月から新設された株主優待と共に安定配当が魅力です。

1,000円券

権利確定月:3月

優待内容:UCギフト券
100株以上:1,000円相当
500株以上:3,000円相当
1000株以上:5,000円相当

100株が一番利回りとしては良いですね。

6月13日現在の株価1,312円に対してでいきますと優待利回りは
100株の場合:0.76%
500株の場合:0.46%
1000株の場合:0.38%

大きすぎはしませんが、多少の利回り底上げという感じでしょうか。

ナフコの配当について

配当性向・株主への還元に関しては項目を作って書いてはいなかったのですが、社長メッセージに触れられていましたので記載しておきます。

2003年に株式公開して以来安定配当を基本方針として利益の配分を続けてまいりました。今後はより一層、株主の皆様からのご期待に応えられますよう、企業価値の向上と持続的な成長の実現を向けて努力を続けてまいります。

http://www.nafco.tv/corporate/ir/index02.html

安定配当を続けていくという姿勢が見えますね。

ただそういう意味でいくと
2014年まで36円だった配当を、
2015年~2019年まで38円、
そして2020年には39円と増配。
また2021年には40円に増配ということなのでちょっと姿勢が変わってきたということなのでしょうか。

株主優待も2019年から行っていますし、株主還元に前向きになってきているのかもしれませんね。

これはプラスな情報ですね。



配当については
年度:配当(配当性向)
2016年:38円(21.7%)
2017年:38円(26.0%)
2018年:38円(25.8%)
2019年:38円(24.5%)
2020年:39円(22.5%)
2021年予想:40円

配当はザ・横ばいです。
ですが、配当性向も低く、確実に続きそうだなと思えますよね。

配当利回り2.97%という水準は高くもなく、安くもなくといった所でしょうか。

 
株主優待おススメ度:★★☆☆☆
配当おススメ度:★★★☆☆

合計おススメ度:★★★☆☆

私個人としては安定感もあり、コロナの状況でも逆に順調ということで高評価です。

株主優待に関しては、是非自らの生活周りで使うサービスに手を出してみた方が良いと思います。
これにより生活費を下げる為に使ってみましょう。勿論オークションサイト等での売却が出来るものもありますので現金化もありですね。(現在は禁止されているサイトも多くなっておりますのでしっかりとルールを確認の上使ってみてください。)
投資に一番必要なのは原資です。

原資を増やすためには【生活費を減らす】か【給料を増やす】かです。株主優待は【生活費を減らす】為には良いと思いますので組み入れてみてください。

また配当には20%の税金がかかってしまいますが、株主優待にはそういったものはございません。
ですので配当5%は実質税引き後4%となってしまいますが、株主優待はそのままの数値となります。

ナフコの会社の情報について

会社詳細について:    
直近の売上高(営業利益)
2015年:2222.5億円(73.1億円)
2016年:2299.1億円(87.1億円)
2017年:2310.4億円(87.3億円)
2018年:2255.1億円(76.5億円)
2019年:2232.5億円(70.0億円)
2020年:2177.5億円(83.2億円)

基本的には売上は横ばい傾向と言えるのではないかなと思います。
営業利益も同様に横ばい傾向です。

小売店にとっては非常に厳しい情勢だったこともあると思いますが、そんな中で確実に売上を作ってきている実績は素晴らしいと思います。

PER:7.34倍
PBR:0.26倍

PER(Price Earnings Ratio)は1株当たり純利益の何倍まで買われているかという指標です。
業績によりますが、15倍以下だと割安と考えられております。

PBR(Price Book-value Ratio)は株価1株当たりの純資産の何倍まで買われているかということで、1倍以下は割安だと考えられております。

ROE(自己資本利益率)は会社がどれだけ効率よく稼いでいるかの指標です。
8%が1つの基準としてそれより上であれば効率よく稼ぐことが出来ているという基準です。

ROEが3.3%となっております。

非常に割安で、ROEはやや低めといった水準です。

これが不思議なのですが、他社と比べても異常に割安なんですよね…3つ目の数字はミックス係数(PERxPBR)です。

DCM  :PER11.4、PBR0.74、8.44
コメリ :PER10.8、PBR0.70、7.56
コーナン:PER8.8、PBR0.85、7.48
ジョイフル本田:PER10.4、PBR0.91、9.46
ケーヨー:PER30.91、PBR1.02、31.53

といった数値に対して

ナフコ :PER7.34、PBR0.26、1.91

PBRが突出して低いです。
またミックス係数で見ると他から大きく離れている…

西日本、特に九州に集中しているという気候や震災リスクがあるにしてもそこまでなのかなと…

これはチャンスなのでしょうか。

ナフコの株価について

チャート画像
10年期間です。

チャート画像
2年期間です。

長期で見てみると1,500円前後でうろうろしているイメージですね。

今の1300円台というのはややお買い得なのかもしれません。
ただ勿論今後の売上が急激に下がるということもあるでしょうし、何も見ずに安心ということは出来ないかなと思います。

ナフコに関して考察

コロナ禍でも4-6月の売上が順調に推移しているのが非常に魅力的ですよね。

http://www.nafco.tv/corporate/ir/monthlysales/monthlysales_top.htmlより引用


店舗数は2010年の259店舗から順調に増えており、
2017年には371店舗まで達しております。

その後2020年までに358店舗とまた減っておりますが、まだまだしっかりと売上を作ることが出来ており、


2017年から2020年までの間に2,310億円⇒2,178億円まで減っております。
営業利益もそれに合わせて、873億円⇒832億円、
ですが、1株益は146.3円⇒173.0円と上がっております。



店舗の売上、利益として見ても上がってきており、
今後は配当や優待に対しても前向きに取り組んできそうなナフコ。

非常に魅力的になっていますね。

まずは100株持ってみてもよさそうですよね。

※あくまで個人の考えです。株式投資に関しては自己責任にてお願いいたします。

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