
つみたてNISAの仕組みを改めて確認してみると今は「続ける」ことが非常に大切だと思います。
1年間40万円x20年間=800万円
更に細分化すると月33,333円です。
240回積み立てを行ううち、現在どこまで到達しているのでしょうか。
つみたてNISAで考えたら今の30%減は軽微?
つみたてNISAは2018年1月から始まりました。
そこからじわじわと横ばいになり、2018年12月にブラッククリスマス(クリスマス時期に暴落)があり、2019年はぐんぐん株価が成長していましたね。
私はつみたてNISAに関しては2019年1月から始めた為、2018年の方よりもダメージは大きいですが…
ここで利益を大きく出した方も多かったのではないでしょうか。
そうして株価が最大限に育ってからの2020年2月にコロナショックです。
内容にもよりますが、現時点では利益は吹き飛び、更に30%前後のダメージを受けている方もいるのではないでしょうか。
勿論、2年ほど積み立てましたので80万円ぐらいの金額が最大で積み重なっていたと思います。
この数値が日々育っていくのを見て、一喜一憂していた方も多いと思います。
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そして2018年1月を基準に考えてみますと画像の通り、+20%からー20%へ真っ逆さまです。
+20%はあぶく銭であったことを考慮に入れますと、実質マイナスは20%です。
またこの数値としても「あくまで現時点」です。
残り18年間、勿論18年間ずっと上り調子ということは考えにくいですが今より市場が成長することに賭けていくということになります。
これはつまり平均取得価格を下げていくことになります。今までの2年の平均価格が今の平均取得価格を作っていますので、それを今後は引き下げていくということになります。
ですので長期間かけて徐々に右肩上がりに上がっていくだろうという考えに基づいて続ける感じですね。
正直18年最後まで続けるかは私はわかりません。
毎月購入している方が殆どだと思いますので現在を底(と仮定する)ならば今月や来月、そして直近半年ぐらいは低迷した価格で買い続けることになると思います。
以前に比べれば割引価格でです。
毎月購入がドルコスト平均法の考え方に基づくのであれば最終的に今よりも成長していくであろう市場に対して現在の安値(勿論更に下がるかもしれませんがその場合はそこが安値)で購入していくのは相場の未来が見えない我々だからこそ効果を発揮するのではないかなと思います。
つみたてNISAの解約時期に関しても考えておく。
私はつみたてNISAを20年満期まで丸々残しておくということはかんがえておりません。
10年後ぐらいに結構上がってきたなぁとなったら多少分割しながら解約するかもしれません。積み立てる時期は20年という長期で、解約するときは一発で800万ということになってしまうとその頃に損失が出ていた場合壊滅的ダメージを受けてしまいます。
毎年40万円を積み立てながら、10~15年後から20万円~100万円を崩していくということになるかなとは思われます。
上がったり下がったりする中で、上がってきたら機械的に解約を行い、下がってきたら解約を控え先延ばしにしていく感じかなと思っております。
15年後ぐらいの時点でかなりの高値圏だったら枠は余っていても債券重視にしていく方が良いかもしれませんね。
よくある基準ですが、【100%-年齢%=株式比率】を参考にしてもよいかもしれません。
30歳の人間がつみたてNISAを行って、20年経てば50歳です。同様の株式比率を保つというのはやや厳しいように思います。
私も現在は株式100%全力でいっておりますが、15年ぐらい経過してからはeMAXISSlimの8分割のような債券などの比率を高めた商品を増やしてもよいなとは思っています。
常に同じ投資方法では生き残り続けることは難しいと思います。
頑張っていきたいですね。
解約に関しても考えていく必要はありそうですね。