3.11東日本大震災を忘れてはいけない

本日は、まだ記憶に新しい【東日本大震災】について触れたいと思います。

2011年(平成23年)3月11日14時46分に発生した東日本大震災についてです。
東北地方太平洋沖地震とも名付けられておりますね。


私は15時からの映画を見る予定でした。
ですが、それが無くなったので非常に記憶に残っています。

その時の思いを忘れないように映画の費用を払い戻して、その時出ていた寄付先に寄付をしました。

株式投資における天災発生時の対応

市場は15時に締まります。
ですが、震災は14時46分に発生しました。

その日に、即座に【株を全て売却する】という判断に移れた人は少なかったのではないでしょうか。

実際株価の下落としては殆どなかったようです。
始値:10298.64
終値:10254.43
と殆ど何もありませんでした。

その後週明け1日で9620円まで落ち、2日目には8605円まで落ちる事態となっております。

時間帯が悪かったということもあるでしょうが、即座に逃げれば被害はなかったとも言えるでしょう。

天災等の後の株価は戻る

結果論ですが、東京大震災にて20%近く落ちた株価は1か月後にはある程度戻り、
3か月程度経過した時には殆ど戻っております。

そう考えるとこの時にしっかりとしたアクションをとれた人だけが大きく勝つことが出来、生き残ることが出来たのではないでしょうか。

例えば今、素晴らしく有名な任天堂も震災前に20,000円前後だった株価が震災後10,000円を割る時期もあり、2018年にはそれが50,000円に届くほどとなっております。

つまり、ここで資金力に余裕を持っており、冷静に行動できた人たちは大きく勝つことが出来たのです。

どんな時にどんな行動をすべきか。
これを考えておくことが非常に大切であることを理解させてくれます。

勿論今のコロナウイルスは天災と金融危機の間のようになっています。
ウイルス自体は一定時間がたてば解消されるのでは?といった状況ですが、これにより発生した経済のダメージは計り知れません。

またこの時倒産してしまった会社達もどうしようもなくなってしまいます。

国が全力で融資等フォローに動いていますが、即座につぶれてしまう所も出てしまうでしょう。

ですので下がったら買う、だけが正義かはわかりませんがあとから振り返った際にこういう時行動できた人が勝てているということも事実です。

安定株であった電力株

2011年の東京株式市場はめちゃくちゃになりました。
日経平均株価は2010年末の10,228.92円から2011年末は8,455.35円までおちました。

更に東京電力は90.8%下落し、原発事故及び賠償金の効果により売りが広がって、株価は急落しています。
そしてそれは未だに戻っていません。

2011年頭に2,000円を超えていた株価は、震災後150円を切っておりました。
その後2013年とかには800円に届く日もあったようですが、2019年現在395円と未だに戻る気配を見せておりません。

配当金も出せておらず、何も戻っていないといえるでしょう。

こうした時何が出来るのか、
ということは常に頭の片隅に入れておくべきだと思います。



日産の不正問題についても同様です。

東京電力よりは被害は少ないと言えるでしょうが、
配当は大幅に減り、実際に会社の売上もボロボロになっています。

ニュースではこれらどちらにも退職金を集中投資して大損した人がいたと言います。

分散投資の大切さ

ここで頭に入れておかなければならないことは
【分散投資】と【有事の対応】でしょう。

上記の記事で1番にあげている【銘柄の分散】です。

「卵は1つのカゴに入れるな」という名言の通り、1つのカゴを落としてしまうとその時点で全て終わりです。

ですのでいくつものカゴに少しずつ卵を入れることが大切ということです。

また【時間の分散】も同様でしょう。

それは上昇時も下落時も同じです。

下落してきたから拾い時であると、全額の資金を投入してしまうこともリスクです。
勿論リターンを最大化出来るかもしれませんから、理解した上で戦うのであればよいでしょうが、さらなる下落等を考えたら徐々に資金投入すべきでしょう。

その後上がっても少量ずつ資金を投入すれば利益も最大化出来ますし、損失もある程度抑えることが出来ます。

また【ジャンル分散】に関しても大切です。
先日、【地獄の始まり】と銘打って、記事を書きましたが株式が大暴落しました。

この時、金・債券の下落幅は限定的で分散の大切さを改めて実感しました。

また債券を売却して(僅かでしたが)、株式を新たに購入するというアクションに出てみたりもしました。

これが正しかったかはわかりませんが、分散という意味では平時に一定比率の債券・金の保有は自らの資産を守るために非常に大切であることがわかると思います。

しっかりと自分の資産を守り、そして増やすために何が出来るか考えていきたいですね。

私が個別株とつみたてNISA等での投資信託を購入しているのもそういった一面の1つです。



※あくまで個人の考えです。株式投資に関しては自己責任にてお願いいたします。

株式投資の為には証券口座が必要です。

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OFFさんによる写真ACからの写真

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