
同じように債券ETFについて調べておりますのでこちらも併せてご覧ください。
どれが良いのかわからない中で決めていく為に色々比較しながら調べております。
今後購入をして、増やしていきたい債券ETFを調べておりましたので書き記しておきます。
現状、ETF比率を高め、安定感を持ちつつ、個別株で利益の最大化を図ることが自分の取れるリスク的に最適解ではないかと考えております。
楽天証券、マネックス証券、SBI証券では共通して米国株最低手数料が0円になりました。私は楽天証券での口座作成を行っております。
是非1つ作成をしてみて、購入をしてみてもいいのかなと思います。
安い株だと10ドル(1ドル=109円とした場合)だと1,090円で購入できることになります。
これぐらいなら誰でも買えると思いませんか?
ただ昨今の株高により株価は非常に高い水準にありますので注意が必要です。
あまりに上がりすぎているところで購入してしまうと少しでも下がったり、調整局面で自分の精神が持たないという事態にもなりえますので注意が必要です。
そういう意味では今回説明している債券ETFは
・株価の値動きが限定的である程度安定していること
・安定した分配金を得ることが出来る
という意味でリターンを取りつつ、リスクを抑えることが出来るものであると考えております。
それでは見ていきましょう。
目次
AGG(iシェアーズコア米国総合債券ETF)について詳細情報
AGGは米国債券市場全体と同じ値動きを目指す債券ETFです。
米国投資適格債券市場(Baa格付け以上の債券)全般を表す指数と同等水準の投資結果を目指しているETFとなっております。
基本はBNDと変わりませんね。
配当:3.03USD
配当利回り:2.69%
分配月:毎月
経費率:0.05%(BNDは0.04%)
保有銘柄数:7,574(2020年1月2日現在)
(BNDは9,021(2019年11月30日現在))
投資対象:米国の短期・中期・長期の債権を組み合わせたもの。米国投資適格債券(Baa格付け以上の債券)
資産総額:696.71億USD(BNDは484.26億USD )
平均デュレーション:5.28年(BNDは6.3年)
5年間でのレンジ:104~114
年初来リターン:8.68%(BNDは8.99%)
3年トータルリターン:3.99%(BNDは4.34%)
5年トータルリターン:3.00%(BNDは3.12%)
しつこいぐらいにBNDと比較してみました。
これを見ると歴史があるのはAGGであり、規模としても勝っているのですが、リターンとしてしっかり出すことの出来ているのはBNDですね。
(じゃあBNDでよし。で終わりでは?)

BNDは国債40.8%に対して、AGGは財務省40.15%
資本財サービスはBND17.1%に対して、AGGは15.66%
正直な所あまりに大きな違いがある!という訳ではなさそうです。

信用格付けに関してみても、
AAA:AGG71.95%:BND69.4%(米国政府プラスAAA)
AA:AGG2.66%:BND3.5%
A:AGG10.76%:BND12.4%
BBB:AGG14.18%:BND14.7%
BBBの比率が多少BNDの方が高く、AAAの比率がAGGの方が高いですが、微差ではないでしょうか。
その部分で多少リターンに差が出ているのではないかと思います。
昨今の株価・チャートについて
下記の通り、変動は少ないです。
通常株価ですと半分になったりということもありますが、リーマンショック時88.4程度までで済んでおりますしその後すぐに戻ってきております。
それを除くと、97~114程度までと幅が非常に狭くなっております。


直近で行くと104ドルで購入出来た方は非常に余裕を持って、放置出来ると思います。
ですが、それでも9.6%程度と考えると正直な所どこで購入してもあまり大きくないなというのが感想です。
ただこのチャートを見てしまうと110ドル以下で買いたい所ですよね。
AGG(iシェアーズコア米国総合債券ETF)の分配金実績
毎月分配を行っており、12月は2回、1月は無しという形です。
直近1年間で平均すると0.25$(109円換算で27.25円)といったところでしょうか。
分配金実績 | 権利落ち日 |
$0.190502 | 2019/12/19 |
$0.245702 | 2019/12/2 |
$0.251365 | 2019/11/1 |
$0.255280 | 2019/10/1 |
$0.263347 | 2019/9/3 |
$0.260423 | 2019/8/1 |
$0.251962 | 2019/7/1 |
$0.260135 | 2019/6/3 |
$0.260316 | 2019/5/1 |
$0.261925 | 2019/4/1 |
$0.266835 | 2019/3/1 |
$0.268343 | 2019/2/1 |
$0.209595 | 2018/12/18 |
$3.245730 |
450株ほどあれば毎月1株買い増し出来るのですが…
557万円程かかりますので私の中では現実的ではありませんね…
現時点で投資比率5%と考えると48株ぐらいがいい所ですね。
資産全体の比率を増やしてからですね。
AGG(iシェアーズコア米国総合債券ETF)の特徴
BNDと同じく、この銘柄に対しての役目として一番大きいと思うのですが、株式に対して逆相関の傾向があるということです。
株式が上がったら債券は下がる、
株式が下がったら債券は上がる
といった流れになります。
実際には上がり幅・下がり幅もかなり違いますので完全に真逆かと言われるとまったくそんなことはないと思いますが…
- 安定した配当が得られる。
- 値動きが安定している。
- 為替の影響を受ける。
まとめ
BNDとの比較で行くと、コストはBNDの方が安く、リターンもBNDの方が良くなっております。
どちらも規模が非常に大きい為、解散リスクはないと思いますのでBND一本でも良いのではと思います。
・・・と調べていたのですが、時期によってはAGGの方がリターンが良い時期があるようです。
その為、その時安めの水準にある方を買うのが間違いがないかなと感じます。
株式だけでは暴落時に価格の減少が激しくなってしまいます。
その為、一定割合を債券で持つことで株式と逆相関(逆の動きをする)にすることが出来るようになります。
その結果、株式暴落時には債券が多少のカバー・下支えとなります。
しかしながら超長期的(20年以上)で考えますと利益を最大化する為には株式比率を出来るだけ高めていく必要があると思われます。
ですので債券の比率としては10%程度に抑えて保有しておこうかなと考えております。
ちなみに日本の年金運用でも分散投資がしっかり図られており、
国内債券:35%
国内株式:25%
外国債券:15%
外国株式:25%
となっております。
こちらは失ってはいけないお金ですので限りなくリスクを抑えたポートフォリオになっていますね。国内債券に関しては利回りがほぼ0なので大きな資金を運用している状況でなければポートフォリオに組み込むことは難しいと思います。
外国債券に関しては現時点でほぼ3%の利回りを超えており、下手な株式よりも高い数値を出しております。
ですが、値上がりに関しては期待出来ないという所は常に頭に入れておく必要があると思います。
また米国の金利が下がると影響を受け、配当が減ってしまう恐れがあるという所もポイントだと思われます。
ですので、色々と考えた末に
債券比率10%のうち、3分の2をBND・AGG、3分の1をジャンク債であるJNKかHYGに落とし込めればと思います。(まだまだ想定段階ですが。
こちらであるようにポートフォリオで何を組み入れていくかは本当に難しいです。
どういった状況を想定して組み立てるかが予測できないからです。
順風満帆な相場が50年ほど(年を取るまで)続くのであれば全力で成長が想定される銘柄かS&P500、ダウ等に全力で資金投下すればよいのですが大暴落が10年に一度以上の割合で起きている以上そういう訳にもいきません。
米国株へ再投資をひたすら行うことは投資において非常に効率が良く、成功率が高い投資であると感じております。
※あくまで個人の考えです。株式投資に関しては自己責任にてお願いいたします。
株式投資の為には証券口座が必要です。
楽天証券であればポイントが貰えたり、ポイント投資も可能になってきております。
取引手数料でも安値基準ですので問題はございません。
私もメインで使っておりますが非常に使いやすいです。
まず口座を開設して、1つ銘柄を買ってみないとスタートは出来ないので是非行ってみてください。
勿論口座開設・口座維持費は無料です。
こちらも登録してみました。
皆様も是非使ってみてください。投資家の個人ブロガーの方の記事が載っており非常に勉強になります!