
配当利回りが非常に目を引きます。そして連続増配も目を引きます。
また売上規模も圧倒的に大きく、その中で利益もしっかりと出しております。
AUとしても有名ですので非常にネームバリューもあります。
会社名:KDDI
必要価格:271,350円
優待内容: 3月にau wallet marketカタログギフトプレゼント
100株:3,000円相当
1,000株:5,000円相当
株主優待おススメ度:★★★☆☆
会社詳細について:
直近3年間の売上高(営業利益)
2016年:4兆4,661億円(8,334億円)
2017年:4兆7,483億円(9,130億円)
2018年:5兆420億円(9,628億円)
個人的考え: 言わずと知れた巨大企業。主にAU。
株主優待のみで見れば3月のみ、カタログギフト3,000円(100株保有で)なので非常においしいとはいえません。
しかしながら配当面で見ると、HPでもうたっている通り、 KDDIは、2002年度より16期連続の増配を実現しています。「配当性向35%超」と「利益成長に伴うEPS (注1) 成長」の相乗効果により、今後も、持続的な増配を目指します。
- 注1) EPS (Earnings per Share): 1株当たり当期利益

- そしてその通り2001年には3円の配当だったのが、2018年度(2019年3月)では100円の配当と16期連続増配を行っております。 更に売上面で見ても順調に伸ばしており、
パーソナルセグメント部門

ライフセグメント部門

ビジネスセグメント部門

グローバルセグメント部門

とグローバルセグメント部門以外は順調に伸ばしており、この分野に関しても下記画像の通り、

利益はむしろあがり、効率がよくなっているとも言えます。
今後の成長余力的には携帯・スマートフォンの価格を下げるように国から指示が出ている状況の中、売上がガンガンあがるといったことは難しいかもしれませんが、それ以外の分野もあり、携帯・スマートフォンが駄目だから全てダメという形でもございませんので様子を見ていく必要はあると思いますが、問題はないのかなとも感じております。
(売上構成比的にみると約7割と考えるとここがもし10%落ちたらとは思いますが。) 少し前になりますが、総務省から
総務省|電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表 (平成29年度第4四半期(3月末))
といったものも出ており、その中では移動系通信の契約数における事業者別シェア(グループ別)は、NTTドコモが38.7%(前期比▲0.4ポイント、前年同期比▲1.2ポイント、MVNOへの提供に係るものを含めると44.0%)、KDDIグループが27.6%(前期比+0.4ポイント、前年同期比+0.9ポイント、MVNOへの提供に係るものを含めると30.5%)、ソフトバンクグループが23.1%(前期比▲0.3ポイント、前年同期比▲0.8ポイント、MVNOへの提供に係るものを含めると25.5%)となっています。
となっており、格安スマホ等が出てきている中でも十分戦えている状況といえるでしょう。 しかしながらその部分は常に懸念としてはおいておく必要があると思います。
勿論格安スマホのUQモバイルが傘下ですので契約数が横へ移動しているだけの状況になると思いますが、そうなったときの利益率は下がっていかないかは少し心配です。
そういう意味では2002年~2018年は相当に利益を生み出すことが出来ておりましたが、今後はわかりません。
どの株にも言える事ですが、どんな状況にもある程度対応出来るよう、どんな会社か・増配余地はあるか、売上の伸び白は、利益の伸び白はといったことは調べておく必要があるかもしれません。 そうすることで今の不透明な世の中を強く生きていくことに繋がると思います!
※あくまで個人の考えです。株式投資に関しては自己責任にてお願いいたします。
3月の株主優待、高配当株をまとめておりますのでよろしければこちらもどうぞ!
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