BND(バンガード・米国トータル債券市場ETF)の価格・配当・特徴について

同じように債券ETFについて調べておりますのでこちらも併せてご覧ください。

米国株を調べていく中で個別株にもある程度手を出しているのですが、徐々にETFにもシフトしていっております。
今後はETFを軸にしながら個別株で利益の最大化を図る、という方向に向かう感じがします。

今後購入をして、増やしていきたい債券ETFを調べておりましたので書き記しておきます。

楽天証券、マネックス証券、SBI証券では共通して米国株最低手数料が0円になりました。私は楽天証券での口座作成を行っております。
是非1つ作成をしてみて、購入をしてみてもいいのかなと思います。
安い株だと10ドル(1ドル=109円とした場合)だと1,090円で購入できることになります。
これぐらいなら誰でも買えると思いませんか?

楽天証券(FX)

BND(バンガード・米国トータル債券市場ETF)について詳細情報

BNDは米国債券市場全体と同じ値動きを目指す債券ETFです。

BNDの詳細情報一覧

配当:2.47USD
配当利回り:2.95%
分配月:毎月

経費率:0.04%(AGGは0.05%)
保有銘柄数:9,021(2019年11月30日現在)
(AGGは7,574(2020年1月2日現在))
投資対象:米国の短期・中期・長期の債権を組み合わせたもの。米国投資適格債券(Baa格付け以上の債券)
資産総額:484.26億USD (AGGは696.71億USD)
平均デュレーション:6.3%(AGGは5.28%)

5年間でのレンジ:77.5~85.1
年初来リターン:8.99%(AGGは8.68%)
3年トータルリターン:4.34%(AGGは3.99%)
5年トータルリターン:3.12% (AGGは3.00%)

AGGと比較したものを載せております。

投資適格債券Baa以上への投資となっております。
ですが、殆どが米国政府債券となっておりますね。

昨今の株価・チャートについて

下記の通り、変動は少ないです。

通常株価ですと半分になったりということもありますが、リーマンショック時で78ドル前後から70ドルへの下落程度です。

それ以降の変動がほぼ80ドルから85ドルに入っていることもあり、変動幅としては異常に少ないと思われます。
キャピタルゲインは大きくないですが、リスクも少ないものであると感じられます。

設定来グラフ
5年期グラフ

5年期間で見ると78ドルでしっかり拾うことが出来た方は大分余裕を持っていられそうですよね。

ですが、それでも7.7%程度と考えると正直な所どこで購入してもあまり大きくないなというのが感想です。

楽天証券(FX)

BND(バンガード・米国トータル債券市場ETF)の分配金実績

毎月分配を行っており、12月は2回、1月は無しという形です。
直近1年間で平均すると0.19$(109円換算で20.7円)といったところでしょうか。

分配金実績権利落ち日支払開始日
$0.1872842019/12/232019/12/27
$0.1799792019/12/22019/12/5
$0.1853052019/11/12019/11/6
$0.1816562019/10/12019/10/4
$0.1881982019/9/32019/9/6
$0.1934132019/8/12019/8/6
$0.1944642019/7/12019/7/5
$0.1934802019/6/32019/6/6
$0.1947852019/5/12019/5/6
$0.1996082019/4/12019/4/4
$0.1836662019/3/12019/3/6
$0.1983452019/2/12019/2/6
$0.1983162018/12/242018/12/28
$2.478499


440株ほどあれば毎月1株買い増し出来るのですが…
400万円程かかりますので私の中では現実的ではありませんね…

現時点で投資比率5%と考えると55株ぐらいがいい所ですね。
資産全体の比率を増やしてからですね。

BND(バンガード・米国トータル債券市場ETF)の特徴

この銘柄に対しての役目として一番大きいと思うのですが、株式に対して逆相関の傾向があるということです。


株式が上がったら債券は下がる、
株式が下がったら債券は上がる
といった流れになります。

実際には上がり幅・下がり幅もかなり違いますので完全に真逆かと言われるとまったくそんなことはないと思いますが…

BNDの特徴
  • 安定した配当が得られる。
  • 値動きが安定している。
  • 為替の影響を受ける。

まとめ

株式だけでは暴落時に価格の減少が激しくなってしまいます。
その為、一定割合を債券で持つことで株式と逆相関(逆の動きをする)にすることが出来るようになります。

その結果、株式暴落時には債券が多少のカバー・下支えとなります。
しかしながら超長期的(20年以上)で考えますと利益を最大化する為には株式比率を出来るだけ高めていく必要があると思われます。
ですので債券の比率としては10%程度に抑えて保有しておこうかなと考えております。


ちなみに日本の年金運用でも分散投資がしっかり図られており、
国内債券:35%
国内株式:25%
外国債券:15%
外国株式:25%
となっております。

こちらは失ってはいけないお金ですので限りなくリスクを抑えたポートフォリオになっていますね。国内債券に関しては利回りがほぼ0なので大きな資金を運用している状況でなければポートフォリオに組み込むことは難しいと思います。


外国債券に関しては現時点でほぼ3%の利回りを超えており、下手な株式よりも高い数値を出しております。
ですが、値上がりに関しては期待出来ないという所は常に頭に入れておく必要があると思います。
また米国の金利が下がると影響を受け、配当が減ってしまう恐れがあるという所もポイントだと思われます。

ですので、色々と考えた末に
債券比率10%のうち、3分の2をBND、3分の1をジャンク債であるJNKかHYGに落とし込めればと思います。(まだまだ想定段階ですが。

こちらであるようにポートフォリオで何を組み入れていくかは本当に難しいです。

どういった状況を想定して組み立てるかが予測できないからです。

順風満帆な相場が50年ほど(年を取るまで)続くのであれば全力で成長が想定される銘柄かS&P500、ダウ等に全力で資金投下すればよいのですが大暴落が10年に一度以上の割合で起きている以上そういう訳にもいきません。

米国株へ再投資をひたすら行うことは投資において非常に効率が良く、成功率が高い投資であると感じております。


※あくまで個人の考えです。株式投資に関しては自己責任にてお願いいたします。

株式投資の為には証券口座が必要です。

楽天証券であればポイントが貰えたり、ポイント投資も可能になってきております。

取引手数料でも安値基準ですので問題はございません。

私もメインで使っておりますが非常に使いやすいです。

まず口座を開設して、1つ銘柄を買ってみないとスタートは出来ないので是非行ってみてください。

勿論口座開設・口座維持費は無料です。

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皆様も是非使ってみてください。投資家の個人ブロガーの方の記事が載っており非常に勉強になります!

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