
まずはこちらをご覧ください。
全銘柄の買い付け金額ランキング(2019年12月30日~2020年1月3日)です。
注目すべきは1位の【

このような形で投資信託では散々言っているのですが、手数料が低ければ低いほど良いです。
つみたてNISAの条件に信託報酬0.5%以下と入っているくらい高いものはアクティブファンドであり、リスクが大きくなりやすいのです。(リターンが大きくなることもあるのですが)
楽天日本株4.3倍ブルとは一体何か
基本は国内の株価指数を対象に運用を行います。
ただその値動きに対して概ね4.3倍程度になることを目指して運用を行う点が異なる点です。

つまり、ざくっと言うと株式市場が10%上がると43%上がり、10%下がると43%下がるということです。
超ハイリスクハイリターンですね。
楽天日本株4.3倍ブルについて
商品分類:
単位型追加型:追加型
投資対象地域:国内
投資対象資産:株式
補足分類 :特殊型(ブル・ベア型)
信託期間 :2015年10月7日設定~2022年6月14日
繰り上げ償還:3億口を下回ることとなった場合、解約することが受益者のため有利であると認めるとき、もしくはやむを得ない事情が発生したときは受託会社と合意の上解約し、信託を終了させることが出来る。
信託金限度額:1,000億円
運用管理費用(信託報酬):1.243%
委託会社:年0.8%(税抜)
販売会社:年0.3%(税抜)
受託会社:年0.03%(税抜)
購入時手数料 :3.24%(税抜3.00%)を上限として販売会社が定める料率
ブル型ファンド・ベア型ファンドとは何?
楽天証券にて説明がありましたでの画像を引用いたします。

上記のような形でブル型とベア型といった形で上昇することに賭けるか、下落することに賭けるかといった内容です。
基本的にはブルは株価が上昇する際にリターンが期待でき、下落する際に損失が発生します。


今回の場合4.3倍ですが、上昇に非常に強い銘柄であり、上昇を続けた場合は4.3倍の変動を行い、ぐんぐん伸びることはわかりました。
ですが、下落局面や、±10%で上下を繰り返した際を確認してみましょう。
リスク要因の確認です。

上記は上昇を続けた場合です。
これは簡単ですね。
1倍ですと120まで伸びたとき、214.1まで伸びております。
伸びが20に対して、114.1と5倍以上になっております。
これは途中の伸びに対して更に4.3倍かかるということであり、伸びに強いという理由の一つでもあります。
続いて下落した場合です。

1倍が80まで落ちた時、36.9まで落ちております。
下落幅は20に対して、63.1%となっております。
下落幅は小さく、3倍程度で収まっております。
ここまでは良いのですが…続いて上下を繰り返した場合です。

上下を繰り返した場合、どうあっても100のままでいけると思いますが異なります。
1倍の場合は100です。
ですが、4.3倍ですと46.9まで落ちております。
ですので必ず上昇する際でないとダメという非常に難しい投資信託です。
ブル型ファンドはどう活用すればよい?
購入時手数料が3.24%(税抜3.0%)でありながら、短期間の投資に向いている投資内容です。
ですので非常に難しい投資方法だと思います。
確かに5%の上昇をとることが出来れば21.5%も利益を出すことが出来るのでハイリスクハイリターンであることを理解して活用すべきです。
年代別に見てみたのですが…
60代以上がこれを購入しているらしいのです…
大丈夫なのかなほんとに。


20代の堅実さと比較すると60代ランキングやばくないですかね…
手数料1%以下が少なすぎる…
上から【4.3倍ブル】、【グローバル毎月分配型】、【日経225インデックス】、【ブラジル毎月分配】、【グローバルバリュー(バリュー株投資)】
どういうことなんだろう…
誰にどうやって勧められたものを購入しているのか気になるところですが、20代~30代の方々はしっかりと勉強してまともな投資を行っていきましょう…
※あくまで個人の考えです。株式投資に関しては自己責任にてお願いいたします。
株式投資の為には証券口座が必要です。
楽天証券であればポイントが貰えたり、ポイント投資も可能になってきております。
取引手数料でも安値基準ですので問題はございません。
私もメインで使っておりますが非常に使いやすいです。
まず口座を開設して、1つ銘柄を買ってみないとスタートは出来ないので是非行ってみてください。
勿論口座開設・口座維持費は無料です。
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皆様も是非使ってみてください。投資家の個人ブロガーの方の記事が載っており非常に勉強になります!