分散投資のメリットとデメリットとは

株の買い方で出てくる3つの分散

株の買い方とか、おススメの分散投資って調べると沢山出てきているんですけど、
貯金と同じだよな…って感じのものが本当に増えてきていますね。

3つの分散をしようみたいなあれですよ。確かにリスク分散という意味であれば良いのですが…何か違う…

銘柄の分散をしないとリスクが増える

1つの銘柄を購入するとその銘柄の上下に損益が左右されてしまいます。
そのリスクが非常に大きいことから多くの銘柄に投資したら解決する。
だから謳い文句に、投資信託をおススメしています。


「卵を1つのカゴにいれるな」とよく言いますよね。
一つのカゴに入れて、転んで割ってしまうと全部パーになっちゃうのでカゴを分けて1つが割れてしまったとしても他のカゴは無事!という状況を作りましょうというやつですね。

時間の分散をしないと買い時を逃す

一度に全ての投資金額を投入してしまうと、その時間からの上下に損益が左右されてしまいます。
そのリスクが非常に大きいことから、購入時期の感覚をずらして投資したら解決する。
(上とほぼ同じ文章になってますよね、意図的です)ということですね。

このタイミングに購入したら一番得をする!ということがわかる預言者のような方でしたら時間の分散は必要ではないですが、普通の人達は今が良い時期なのか悪い時期なのかわかりません。

だからこそ時期を分けて、良い時も悪い時も購入して、購入する平均単価を安定させましょうというやつですね。

ジャンルの分散をしないと1つが崩れたら逃げられない

一つの投資ジャンルに全ての投資金額を投入してしまうと、一つの投資ジャンルの上下に損益が左右されてしまいます。
そのリスクが非常に大きいことから、投資ジャンルを分散して投資したら解決する。
(上とほぼ同じ文章になってますよね、これも意図的です)ということですね。


ざくっと分けるとジャンルとは最大8つに分けられると思っています。

【国内株式】【国内債券】【国内REIT】
【先進国株式】【先進国債権】【海外REIT】
【新興国株式】【新興国債権】

それぞれにリスクリターンの比率は異なりますのでそれを組み合わせることで様々なリスクを打ち消し合いながら利益を出せる組み合わせを作りましょうということです。

これらを満たすものは投資信託?

銘柄の分散
時間の分散
ジャンルの分散
これらを全て行おうとして個別銘柄を購入していくといくらお金があっても足りません。

各ジャンルにおいて、分散をしながら
銘柄を分散させながら購入し、
それらを同時期に買わないように一定タイミングで買い続けることを考えると恐ろしいですね。

例えば5万円の株を1銘柄、2か月おきに1年間6回購入するだけで30万必要になりますね…
銘柄5つに増やすだけで150万円必要です…全然分散出来ません。

投資信託を買えば全て解決するのか

答えはイエスです。

多少の手数料を払い、毎月一定額を購入(最近では100円から購入出来ます。)することが出来ます。

そして何も考えることなく、バランスを調整してくれます。

ただし、おもしろくない・・・

その為、一部資金を購入し、バランスを大きく崩さない割合で様々な個別株や不動産、債券に手を出していくのが負担かけることなく続けることが出来るのではないかと思います。

ウォーレンバフェット<br>
現金の10%を短期国債に、90%を低コストのS&P500インデックスファンドに投資すべし

かの有名なウォーレンバフェットも遺言執行者に自分が死んだ時にそうするように遺言として残しているそうです。

投資とは難しいですね。

買いたいという欲望も
売りたいという欲望も
色々なものに手を出したいという欲望も
全て堪え、淡々と購入することが一番の安定的な利益を取ることが出来るようです。

そういう意味では積み立てNISAは淡々と購入を行ってくれる素晴らしい投資ですよね。
以下はつみたてNISAについて書いている記事です。

でもこれだけが全てではないと思うんですよ・・・?

楽しさも必要だと思うんですよ・・・

買いたいときに買いたい株を買ってもいいと思うんです。


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