![[2484]出前館の株主優待を使って楽して飲食代を浮かせていこう](https://aquacat.net/wp-content/uploads/2020/02/demae-can.png)
株主優待としてはあまり有名ではなく、株価も2018年~2019年には暴騰暴落があったのですが利回りから見ても非常に有力な銘柄だったので紹介してみます。

もし優待を貰えたらこんな色々なジャンルから選ぶことが出来ます。
高配当銘柄では5%も貰えたら上出来だと思いますが、なんと出前館は株主優待だけで6.1%(2020年2月15日現在の株価980円に対して)もあり、配当0.36%と合わせると6.49%にもなります。
更に保有年数に応じて毎年300円ずつ株主優待の金額が増加していく恐ろしい銘柄なのです。
是非読み切って、興味を持っていただければと思います。
出前館の株主優待内容チェック
権利確定月:2月、8月
優待内容:100株以上保有の株主の方を対象として、「出前館」で利用できるTポイント(期間固定)が貰えます。また保有期間に応じて8月末日で貰えるTポイントが増加していきます。

自社サイトである「出前館」限定ではあるものの、初期から年間6000円分、そして7年以上保有したら年間8000円分にもなるのです。
すると配当も合わせた利回りは8.5%です。
結構恐ろしくないでしょうか?
ですので株主優待としてはおすすめです。
ただし、申請期限と利用期限といった期限があり、アカウント申請を行い、受け取りをしないと権利失効となってしまうため注意が必要です。

株主優待おススメ度:★★★★☆
株主優待に関しては、是非自らの生活周りで使うサービスに手を出してみた方が良いと思います。
これにより生活費を下げる為に使ってみましょう。勿論オークションサイト等での売却が出来るものもありますので現金化もありですね。(現在は禁止されているサイトも多くなっておりますのでしっかりとルールを確認の上使ってみてください。)
投資に一番必要なのは原資です。
原資を増やすためには【生活費を減らす】か【給料を増やす】かです。株主優待は【生活費を減らす】為には良いと思いますので組み入れてみてください。
また配当には20%の税金がかかってしまいますが、株主優待にはそういったものはございません。
ですので配当5%は実質税引き後4%となってしまいますが、株主優待はそのままの数値となります。
出前館の会社の情報について
会社詳細について:
直近の売上高(営業利益)
2015年:36.6億円(5.46億円)
2016年:41.5億円(5.72億円)
2017年:49.4億円(8.00億円)
2018年:54.3億円(8.37億円)
2019年:66.7億円(-0.39億円)
2020年予測:89.2億円(-15億円)
売上は徐々にあげ、2020年は更に大きく跳ねることが想定されております。
ですが、営業利益としては大幅な赤字を出しております。これには理由がありますので後程記載したいと思います。
PER:-637.84倍
PBR:23.14倍
PER(Price Earnings Ratio)は1株当たり純利益の何倍まで買われているかという指標です。
業績によりますが、15倍以下だと割安と考えられております。
PBR(Price Book-value Ratio)は株価1株当たりの純資産の何倍まで買われているかということで、1倍以下は割安だと考えられております。
ROE(自己資本利益率)は会社がどれだけ効率よく稼いでいるかの指標です。
8%が1つの基準としてそれより上であれば効率よく稼ぐことが出来ているという基準です。
ROEがー3.4%となっております。
これらの数値に関しては会社利益が出ておりませんのでマイナスかつ異常値を出しております。
出前館の配当について
配当性向・株主への還元に関しては以下のように示されており、配当性向30%が基本になっていきそうです。
当社は、積極的な事業展開のもと、経営基盤の強化、経営効率の改善を図ることにより企業価値を高め、株主の皆様に対して継続的かつ安定的に利益還元を図ることを基本方針と位置付け、将来に向けた積極的な投資を行いつつも、配当性向は30%を目安とすることを目指しております。 当社の剰余金の配当は年1回の期末配当を基本的な方針としております。なお、会社の業績に応じた株主の皆様への利益還元を柔軟に実施するため、当社は「毎年2月末日を基準日として、取締役会の決議をもって、株主または登録株式質権者に対し、中間配当として剰余金の配当を行うことができる」旨を定款に定めており、これらの剰余金の配当については、期末配当は株主総会、中間配当は取締役会を決定機関としております。
https://corporate.demae-can.com/ir_information/stocks/dividend.html
現状では利益が出ておりませんので、配当も維持できるかはわかりませんが…
配当については
年度:配当(配当性向)
2016年:10円(29.0%)
2017年:3.3円(30.8%)
2018年:3.6円(26.1%)
2019年:3.6円(--%)
配当だけで見るとけして魅力的ではありません。
それどころか非常に厳しいですよね。
出前館の株価について


10年期間で見ると一時3500円を超えることもあり、すごい勢いがあったことが見えます。
ですが、直近2年間はどんどん下がり続け、現在980円と3分の1以下まで落ちてしまっております。
利益が出せていないので当然といえば当然とも言えます。
出前館保有に関して
株主優待利回り6%は魅力的だと思います。
勿論出前館限定での通貨ともいえますし、フードデリバリーとして見ると商品は割高ですのでそこまでの価値は薄いかもしれません。
ですが、LINE㈱が株式21.69%の保有を行い、運営方針も変わっていくものと思われます。
また現在フードデリバリーとして様々な店舗からの配送を行っている大手はUberEatsと出前館です。
その他個店毎に行っている企業はあると思いますが、シェアリングデリバリー企業として頑張っております。
またホームページにて毎月のオーダー数、加盟店数、アクティブユーザー数、シェアリングデリバリー拠点数を公開しており、それら数値も非常に好調となっております。
オーダー数:2,534,559件(124.7%)
加盟店数 :18,343店舗(114.6%)
アクティブユーザー数:281万人(111.7%)
シェアリングデリバリー拠点数:92拠点(前月比+9拠点)
と昨年時点でも非常に好調に推移、更に2020年1月実績ベースで見ると
オーダー数:271万件(107%)
加盟店数 :21,269店舗(116%)
アクティブユーザー数:317万人(113%)
シェアリングデリバリー拠点数:259拠点(前月比+12拠点)
とどんどん増えております。
2019年12月にはダウンタウン浜田さんがCDM(チーフ出前オフィサー)になり、CMも行っております。
どこで利益を得る形に転換していくかはわかりませんが、将来のシェアを考えると非常に魅力的に映るかもしれません。
※あくまで個人の考えです。株式投資に関しては自己責任にてお願いいたします。
株式投資の為には証券口座が必要です。
楽天証券であればポイントが貰えたり、ポイント投資も可能になってきております。
取引手数料でも安値基準ですので問題はございません。
私もメインで使っておりますが非常に使いやすいです。
まず口座を開設して、1つ銘柄を買ってみないとスタートは出来ないので是非行ってみてください。
勿論口座開設・口座維持費は無料です。
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皆様も是非使ってみてください。投資家の個人ブロガーの方の記事が載っており非常に勉強になります!
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