[9283]日本再生可能エネルギーインフラ投資法人の価格・分配金・保有物件・特徴について

分配金が届きましたのでまとめも書いておかないとですね。

1月末、7月末で分配金の出る日本再生可能エネルギーインフラ投資法人です。

分配金は現在6.97%となっております。(2020年4月30日現在)

太陽光発電を行っている企業です。インフラファンドは7つあり、その中で3番目に大きい投資法人です。

スポンサーはリニューアブル・ジャパン株式会社及び東急不動産会社、サポート会社はアンフィニ株式会社・霞が関キャピタル株式会社です。

それでは見ていきましょう。

該当リートの情報について

名称:日本再生可能エネルギーインフラ投資法人
運用資産タイプ:インフラファンド(太陽光)

時価総額:144億円
一般に【小規模REITは1000億以下】となっております。
インフラファンドは基本的に300億以上が無く、全体としても小規模となっております。

物件取得額:348億円
物件数:46物件
合計パネル出力:8万8691KW(2020年2月1日現在)

価格・分配金について


必要価格:92,600円(2020年4月30日現在)
(価格が急激に変動しておりますので注意。)

チャート画像
5年期間
チャート画像
2年期間

2017年7月:476円
2018年1月:3,258円
2018年7月:3,249円
2019年1月:3,272円
2019年7月:3,297円
2020年1月:3,273円
2020年7月(予想):3,200円
2021年1月(予想):3,200円

まだまだ期間は長くないですが、インフラファンドという性質上、今回のコロナ等でも大きく下がるといったことは無さそうですね。

保有物件などについて

地域別投資比率を見ると、

東北地方:28.5%
近畿地方:21.3%
九州地方:16.7%
北海道:14.6%
関東地方:10.7%
中部地方:3.4%
四国地方:2.5%
中国地方:2.2%
となっております。

九州地方は定期的に出力制限がかかります。
その為、一部物件に関しては強制的に出力制御されることがあるのが懸念点です。

しかしながら日本再生可能エネルギーインフラ投資法人に関しては、出力制御の対象となった場合でも日本再生可能エネルギーオペレーター合同会社が支払う基本賃料は固定賃料の為、基本賃料相当額は減少しないそうです。

個人的考え


下記の記事でも記載している通り、ソーラーで大切なのは
・買取価格
・震災リスクの地域分散
だと考えております。

[9284]カナディアンソーラーインフラ投資法人の価格・分配金・保有物件・特徴について

そういう意味で考えると九州の投資比率が60%を超えているカナディアンよりも
一番多くて投資比率28.5%東北である日本再生可能エネルギーの方がリスクが低いかと考えました。

規模の大きさではカナディアンの方が大きいのですが、九州が多い為に出力制限の影響も受けやすくなります。

相対的に・・・となりますが、この2つで比べると日本再生可能エネルギーを保有することとなりました。
分配金の時期をずらす為に東京インフラ・エネルギーも保有しておりますが、こちらは分配金が上期と下期でブレブレになるのでこちらも迷い中。

日本再生可能エネルギーは目標として中期的にポートフォリオ1,000億円をめざすとうちだしております。

スポンサーパイプラインを考慮すると2020年~2023年以降までである程度の物件が予定されており、この優先交渉権を保有している為今後の成長も期待できます。

ただインフラファンドという名前でありながら実質太陽光発電ファンドというのはややマイナスかなと思います。風力や水力等、それこそ発電方法も分散した上で利益を確保して欲しいなといった欲も出ますね。

そういう部分でも「その他の再生可能エネルギー発電設備等」の投資比率10%を投資法人にあげている日本再生可能エネルギーには期待していきたいなと思う所です。

東証インフラファンド指数(配当込み)算出開始について

4月27日より東証インフラファンド指数が出ますのでこういったことで認知度があがり、流動性が高くなっていけばよいかなと思います。

私としては10%程度まではインフラファンドで保有してもよいのではと思っております。そしてその10%の資産から7%程度の利回りが出れば非常にうれしいことですね。

※あくまで個人の考えです。株式投資に関しては自己責任にてお願いいたします。

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