
株式投資ってグラフだけを見て、買って・売ってを繰り返すものだと思っていませんか?
確かにそうかもしれませんが、株式って何か考えて投資をしてみたら更に深い所まで知れると思います。
是非そんな見方をして、株式投資に手を出して、あわよくばこれを読んで下さった方がしっかりと利益を出していただければと思います。
かのバフェットが頭に入れている言葉
ウォーレン・バフェットという方を知らない人はいないと思います。
この人とこの人が恩師として一時期慕っていたベンジャミングレアムの3つの教えは頭に叩き込んでおいて損が無いと思います。
この本で述べられている「健全な投資家」の基礎であるということです。
株式は単なる紙切れではなくその企業の1部だと言うこと
株式とは何か。
ということをまず理解しておく必要があると思います。
株式投資をただ単にグラフを見て、売り買いしているだけと思ってはいけないということですね。
株式とはみんなでお金を出し合って、船を手に入れ、香辛料を取りにいこうとものだったわけです。
以下にもしっかり書いております。
あなたは株式を持つことで、その企業を所有していることになるのです。(規模によってはごくごく細かい破片かもしれませんが。)
会社の発行株式を見てみてください。
その会社が100億株発行していたとします。
そしてあなたはそのうちの100株を持っていたとします。
それはつまり会社の1億分の1を保有しているということでもあるのです。
紙きれを持っているのではありません。
会社の一部を持っているのです。
市場の変動を敵視せず親しく付き合う事
株式市場では需要と供給により変動します。
人によっては美人投票であるという方もいると思います。
つまり雰囲気でぶれてしまうこともあるということです。
それが何を要因としたものかはわかりませんが、要因は非常に多岐にわたると思います。
ベンジャミングレアムは「価格変動を予測し、利益をあげることは出来ない」と書いています。
短期的な価格はぶれてしまうので、それを波乗りのように狙い、それで利益を上げるようにするのではない。
ということですね。
自分自身が定めた方針に従い、
また会社の価値を見定めて、
投資方針を愚直に貫き続けることが必要ということですね。
”安全余裕率”を考慮すること
”安全余裕率”を考える為にはその会社の価値を考えなければなりません。
この会社の価値はいくらなのかということは今の時代ではちょっとあいにくいかもしれません。
(ウォーレンバフェットやベンジャミングレアムの時代だからこそイメージがついたということもあるということです。)
例えばGoogleやAmazon,Facebookに正しい価値をつけられる人がどこにいるでしょうか・・・
ですが考え方のベースとしては以下の通りです。
あなたが大根を1本150円であると考えている中で、50円で売っていたらどう思うでしょうか。
「100円得した!」と思うでしょう。
これが安全余裕率の考え方です。
安全域が100円であるということになります。
勿論この比率が大きいと普段の価値よりも安い値段で買えているのですから損をする可能性はどんどん下がります。
【バリュー投資】というやつです。
以上の3点ですが、本当に大切だなと思いますね。
全てを使わなければならないということではなく、このような考え方をベースに置きましょうということです。
またウォーレンバフェットが感銘を受けた本として以下の「賢明なる投資家」をあげられております。
興味の持った方は是非。
アイキャッチ画像はbBearさんによる写真ACからの写真です