取引を多くすればするほど損をする

少しの損、少しの利益が出たら慌てて売ってしまうケース。
あなたにもありませんか?

毎日毎日1時間も2時間も株価や情報をチェックし、次はどうなるか、明日はどうなるか、1時間後はどうなるか。

ずっとあわあわしながら株価を気にする生活、そんな生活では日々の生活が不安だらけになってしまいます。
勿論専業の方はそれが必要かもしれませんが、兼業の方は本業が一番大切です。

時間を無駄に使いすぎてしまう前に、「気絶式投資法」

やり方は簡単です。

①株を買う。

②気絶したように株を忘れる。
(本当に気絶してはいけません)

③気づく。
(気づくペースは人それぞれですが、1か月コース、3か月コース、半年コース、なんなら1年コースでも問題ないと思います。)

ただし、このやり方では価値がある会社を買わなければだめです。
または成長企業ですね。

毎日株価が変動し続けており、日に10%変わり続けてます!!!みたいな企業はやめておきましょう。


ポジポジ病も気を付ける必要がある。

ポジションを取る=株を買う

つまりその時点の価格で株式市場にポジショニングをするということですね。

FXではポジポジ病と検索するとかなり多く検索結果が出てきます。

・ここが入り時だ!
・ポジションを持っておかないと落ち着かない
・とりあえず多くポジションを持っておけば儲かる!と思ってしまう。

というものがあります。

株では買える量が限られておりますのでそういうことはあまりないかもしれませんが、常に多く持とうと思っていると損することがあります。

全体の流れが見えなくなり、大きな負けが出てくる

全資金を常に投入!

配当も、値上がり(値下がり益)をしっかり確保して売上を確保だ!

貸し株とかで何かしら得られるから持っておかなければ損だ!



これ自体は問題はないのですが、全体の流れを見る必要があると思っています。
市場全体が不況になっているにも関わらず、買いポジションを持ちすぎると負けの可能性があがります。

勿論勝てないことはないのですが、勝てる可能性が低くなってしまいます。

逆にものすごい市場が盛り上がっているときは10銘柄を買った時に、それこそ10銘柄買ってしまうこともあるでしょうし、
盛り下がっているときは全ての銘柄で負けることもあるのです。

また例えば
1月時点(少し市場全体が元気ないなぁ)に100万円分(10万円で100株の株を1000株分)買ったとします。

3月時点更に元気がなくなっているときに100万円分(9万円で100株の株を1100株)買ったとします。(正確には99万円分ですがそこは一旦無視)

そうすると5月時点で11万円になったとしたら
1月時点のもの:110万円分
3月時点のもの:121万円分

になります。
買う時期だけで11万円分も差がついていますね。
これは以下の分散投資の話にも書いておりますが、時間の分散で回避することが出来ます。

先ほどの例で言うなら

1月に50万円分購入し、
3月に50万円分購入する。

すると115万円となり、一番お得な時期に100万円購入して121万円分になった!という儲けを出すことは出来ませんが、間を取ることが出来ます。

これは6万円損した!と言えるかもしれませんが、2か月待ったことにより5万円得した!ということになります。

全体の流れを見ることが大切ですね。

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