
日経平均がいくらになったら株を買い始めますって言っている方がいたのですが、その方、悲壮感MAXの考え方なんですよね。
一時期は「日経平均22,000円になったら買い進める」って言っていたので22,000円を割ったぐらいで、何を買ったのかなーって思って聞いてみたのですが、
「日経平均20,000円までいくからまだ買わない。20,000円までいったら買う」
といっていたのですよね。
そして今日経平均が20,000円ぐらいですが、その方がどうなったかというと
「10,000円割ることもあるかもしれない。そこまでいったら買おう。」
と言っていました。
申し訳ないですが、多分一生買わないんじゃないかな。
日経平均の数値だけを見て、必要以上におびえる事も無いと思うんですが不思議なんですよね。
日経平均ってたった225銘柄の動きを見ているだけなので日経平均が下がってもウンともスンとも言わない銘柄もあれば、日経平均が上がったらそれにつられてあがるやつもあるんですよね。
なのでそれに過剰に反応する必要はないし、自らで確認したものを選べばよいのですが…
という話を聞いたのでそういえば!と思い、組入れ比率を見てみたのですが、なんじゃこりゃというのが正直な所です。
ファーストリテイリング、いわゆるユニクロのとこが組入れ比率10%そして次点がソフトバンク、組み入れ比率5%
255種選ばれてるのに、2種で15%ですよ。
ファーストリテイリングが10%価格変動したら日経平均200円変わるんですよね。
ソフトバンクが10%変動したら100円変わります。
これで日本の経済状況ですと言われてもうーんというのが正直な所。
目安としてはいいのかもしれませんが、それだけに引っ張られるのは良くないですね。
私は良いと思った株を日経平均関係なく購入していきたいと思います。
この記事で話していた人もとりあえず買ってみればいいのになぁと思うのに…
残念ながら彼が株を買うまではまだまだ遠そうです。