![[8966]平和不動産投資法人の価格・分配金・保有物件・特徴について](https://aquacat.net/wp-content/uploads/2019/04/マンション-3.jpg)
REITの紹介です。
5月末、11月末で配当の出る平和不動産リート投資法人です。
リートの中ではやや低めになります配当3.9%です。
それでは見ていきましょう。
該当リートの情報について
名称:平和不動産投資法人
運用資産タイプ:総合型
時価総額:1,245億円
時価総額1,000億円以下だと機関投資家の候補から外れ、1ランク落ちることがあるようです。
一般に【小規模REITは1000億以下】となっております。
物件取得額:1,732億円
物件数:104棟
NAV倍率という純資産価値に対しての投資口価格の割安度を見てみますと1.05です。
1より低ければ割安目、高ければ割高目という株式で言うPBRのようなものですのでそういう目線から言うと平均的な状態といえるでしょう。(現状は0.8~1.4に全REITが入っています。)
価格・分配金について
必要価格:122,800円(2019年4月19日現在)
配当について
2015年5月:1,742円
2015年11月:1,719円
2016年5月:1,808円
2016年11月:1,884円
2017年5月:2,017円
2017年11月:2,054円
2018年5月:2,300円
2018年11月:2,350円
2019年5月(予想):2,400円

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今流行のクラウドファンディングです。
仕組はREITに近く、皆様から投資を少しずつ集め、資金調達のニーズがある会社に対して投資を行うプログラムです。
そこで発生する金利の一部が分配される形となります。


こちらもリスクは勿論ありますが、利回りとしてはやや大きめになりますので資産のうち、一部であれば効果的に運用が可能だと思います。
いきなり資産の90%を1か所に預ける!とかは絶対ダメですよ!
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保有物件等について
物件タイプは
- オフィス:43.18%
- レジデンス:56.82%

地域別比率は
- 都心5区:44.63%
- 東京23区:26.26%
- 首都圏:9.85%
- その他地域:19.26%

またレジデンスがありますので築年数別比率もございます。
- 5年未満:1.44%
- 5年以上10年未満:4.40%
- 10年以上15年未満:44.32%
- 15年以上20年未満:17.74%
- 20年以上:32.09%

稼働率は97~8%を程度を推移しております。
オフィス面は総合よりやや高く、99%程度を推移しており、
レジデンス面は総合よりやや低く、97%程度を推移しております。
個人的考え
スポンサーには老舗1947年設立の平和不動産株式会社がついておりますのでノウハウ面は非常に強力ですね。
ホームページでのポートフォリオ構築方針によると「東京都区部を中心とする投資エリアに存するオフィスおよびレジデンス 」に集中的に投資しますとのことでした。
確かに東京は人口増加傾向がありますからレジデンス面も強力であり、オフィスもそれに連動して従業員が増えていくでしょうからオフィス面も増加していくでしょう。
投資比率としてもオフィス、レジデンスの基本投資比率は原則50%、50%を目途(30~70%)としているようです。
個人的には20年以上となった物件が32.09%とやや高めではございますのでその部分の維持が肝になるのかなと感じております。
小規模の物件が多い為、1個1個で大ダメージを受けることはあまりないのかなと感じます。
その為、一度に来るリスクとしては大きくならないのかなと感じております。
しかしながら修繕費用、売買、金利面でのリスクはあると思いますのでしっかりと注視していく必要はあると思います。
個人的になるんですが、住宅系はどうしても怖くなってしまうんですよね。勿論商業特化もアパレル苦戦の現状を認識しているので怖いと言えば怖いのですが。
※あくまで個人の考えです。株式投資に関しては自己責任にてお願いいたします。
また証券口座はお持ちですか?持っていない方はまず無料で開設して、1つ目の株なりリートなりを購入してみることも経験になります。勿論取引等は無くても口座維持費はかかりません。

まとめリンクについて
REITについてまとめております。今後は紹介している投資法人もまとめられたらと思います。
以下は高配当株のまとめ記事です。
また、株式投資で株主優待や配当で儲かる仕組みについて再確認出来る記事です。
よろしければあわせてどうぞ。
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