![[3470]マリモ地方創生リート投資法人の価格・分配金・保有物件・特徴について](https://aquacat.net/wp-content/uploads/2019/04/marimo.jpg)
REITの紹介です。
6月末、12月末で配当の出るマリモ地方創生リート投資法人です。
分配金はリートの中では高めの5.9%です。
地方創生という名前があるだけのことはあり、東京23区はなんと2.4%という少なさです。
それでは見ていきましょう。
該当リートの情報について
名称:マリモ地方創生リート投資法人
運用資産タイプ:住宅
時価総額:151億円
時価総額1,000億円以下だと機関投資家の候補から外れ、1ランク落ちることがあるようです。
一般に【小規模REITは1000億以下】となっております。
物件取得額:252億円
物件数:26棟
NAV倍率という純資産価値に対しての投資口価格の割安度を見てみますと0.93です。
1より低ければ割安目、高ければ割高目という株式で言うPBRのようなものですのでそういう目線から言うとやや休めな状態といえるでしょう。(現状は0.8~1.4に全REITが入っています。)
価格・分配金について
必要価格:114,400円(2019年4月23日現在)
2016年7月上場ですのでまだ3年もたっていない投資法人ですね。
配当について
2016年12月:977円
2017年6月:3,462円
2017年12月:3,431円
2018年6月:3,441円
2018年12月:3,445円
2019年6月(予定):3,455円

分配金についてはまだ実績が少ないので安定できていませんのでこれからですね。
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今流行のクラウドファンディングです。
仕組はREITに近く、皆様から投資を少しずつ集め、資金調達のニーズがある会社に対して投資を行うプログラムです。
そこで発生する金利の一部が分配される形となります。


こちらもリスクは勿論ありますが、利回りとしてはやや大きめになりますので資産のうち、一部であれば効果的に運用が可能だと思います。
いきなり資産の90%を1か所に預ける!とかは絶対ダメですよ!
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保有物件等について
物件タイプは(2019年1月度)現在
以下のようになっております。

地域別は (2019年1月度)現在

築年数別投資比率

稼働率は商業施設・ホテル・オフィスは100%を維持しておりますね。
レジデンスが95%前後になっており、全体としては98~99%の稼働率となっております。
投資物件
1.アルティザ仙台花京院(宮城県仙台市)
2.ヤマダ電機テックランド三原店(広島県三原市)
3.MRRくまもと(熊本県熊本市)
4.アルティザ相武台(神奈川県座間市)
5.MRRおおむた(福岡県大牟田市)
という形で地方が非常に多いですね。
個人的考え
2016年7月からですのでまだ実績が少ないですが、利回り5.9%は非常に魅力的だと思われます。
物件だけを見ると鑑定NOI利回りで10%に達している店舗もあり、すごいですよね。
基本理念も「地方から日本を強くしていく」ことをあげており、レジデンス・商業施設・ホテル・オフィス及び駐車場に投資していくことで、都市そのものが動きだし、地域活性化に繋いでいくようです。
これは純粋に応援したいなって思えますよね。
ポートフォリオ的にも地方70%以上としてあげており、今後も高い利回りの物件取得が続くのではないかなと思っております。
スーパーマーケット・ドラッグストア・コンビニエンス・スポーツクラブにも投資ということなので他の投資法人とは結構異なる感じがしますね。
※あくまで個人の考えです。株式投資に関しては自己責任にてお願いいたします。
また証券口座はお持ちですか?持っていない方はまず無料で開設して、1つ目の株なりリートなりを購入してみることも経験になります。勿論取引等は無くても口座維持費はかかりません。
まとめリンクについて
同時期の6月と12月に分配金を出しているREITのまとめを以下に出しております。色々ありますので是非どうぞ。
REITについてまとめております。今後は紹介している投資法人もまとめられたらと思います。
以下は高配当株のまとめ記事です。
また、株式投資で株主優待や配当で儲かる仕組みについて再確認出来る記事です。
よろしければあわせてどうぞ。
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