[3471]三井不動産ロジスティクスパーク投資法人の価格・分配金・保有物件・特徴について

2019年7月3日 2019年7月2日

aquacats

REITの紹介です。

1月末、7月末に分配金が出る三井不動産ロジスティクスパーク投資法人です。
分配金はリートの中ではやや低めの3.46%です。

スポンサーは三井不動産です。

それでは見ていきましょう。

該当リートの情報について
価格・分配金について
保有物件等について
投資物件
個人的考え
- 他の物流REIT
まとめリンクについて

該当リートの情報について

名称：三井不動産ロジスティクスパーク投資法人
運用資産タイプ：物流施設型

時価総額：1,414億円
時価総額1,000億円以下だと機関投資家の候補から外れ、1ランク落ちることがあるようです。
一般に【小規模REITは1000億以下】となっております。

物件取得額：1,567億円
物件数：16棟

NAV倍率という純資産価値に対しての投資口価格の割安度を見てみますと1.20です。
1より低ければ割安目、高ければ割高目という株式で言うPBRのようなものですのでそういう目線から言うとやや高めといえるでしょう。（現状は0.8～1.4に全REITが入っています。）

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

今流行のクラウドファンディングです。
仕組はＲＥＩＴに近く、皆様から投資を少しずつ集め、資金調達のニーズがある会社に対して投資を行うプログラムです。

そこで発生する金利の一部が分配される形となります。

クラウドバンク

SAMURAI令和キャンペーン実施中!【SAMURAI証券】

こちらもリスクは勿論ありますが、利回りとしてはやや大きめになりますので資産のうち、一部であれば効果的に運用が可能だと思います。
いきなり資産の90％を1か所に預ける！とかは絶対ダメですよ！
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

価格・分配金について

必要価格：377,000円（2019年7月2日現在）

2016年8月上場とまだまだ若めです。

配当について
2017年1月：5,198円
2017年7月：5,346円
2018年1月：5,563円
2018年7月：5,832円
2019年1月：6,105円
2019年7月（予定）：6,415円

徐々に分配金が伸びております。
2019年7月期に投資口の追加発行を行い、約40％の増益を見込めるようです。分配金も5.1％上回るようです。
そのせいか、上記にグラフを載せておりますが、直近の株価が一気に上がっております。

保有物件等について

メインは首都圏でした。
関西はほぼなく、その他20％には愛知・福岡の物件があたるようですね。

他ではあまりみないグラフでしたが、ICからの距離も意外と大切ですね。
というか住宅の徒歩何分と同じくらい大切ですね。物流ですから高速へ出れてスタートという感じですよね。

自社の強みを発揮しております。

投資物件

1．MFLP稲沢（愛知県稲沢市）
2．GLP・MFLP市川塩浜（千葉県市川市）
3．MFLP厚木Ⅱ（神奈川県伊勢原市）
4．MFLP久喜（埼玉県久喜市）
5．MFLP日野（東京都日野市）

1位物件の投資比率は10.3％、上位5物件の投資比率合計は44.6％です。

物件合計数も１６棟とあまり多くないのですが、上位５でほぼ半分という比率もやや偏りですね。

個人的考え

基本的に物流施設推しの私です。
その中でも三井不動産がスポンサーということで非常に強力な投資法人だと感じております。

https://www.mflp-r.co.jp/ja/feature/external.html

上記の成長戦略に記載しておりますが、三井不動産の物流施設事業の成長力及び豊富なパイプラインを活用した外部成長とうたっている通り、優先情報ももらいながら一気に成長が見えますね。

2019年、2020年、2021年と今後も物件を保有していく計画も立っておりますので成長度合いとしてはかなり魅力的です。

大好きな物流なのですが、利回り4%に届かないところが私的には少しマイナスポイントです。
その分堅い投資ではあると思いますので資金力の高い方はこういう投資法人に投資を行うのはありかなと思っております。
NAV倍率が1.2とやや高めなので少し手を出しにくいタイミングです。1.1を切り始めたら買うことも考えられますかね。