
REITの紹介です。
5月末で配当の出る大江戸温泉リート投資法人です。
リートの中ではお高めの配当5.5%超えです。
価格・配当について
大江戸温泉リート投資法人
必要価格:86,000円(2019年4月15日現在)
配当について
2016年11月:376円
2017年5月:2,533円
2017年11月:2,392円
2018年5月:2,435円
2018年11月:2,466円
2019年5月(予想):2,380円
2019年11月(予想):2,380円
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今流行のクラウドファンディングです。
仕組はREITに近く、皆様から投資を少しずつ集め、資金調達のニーズがある会社に対して投資を行うプログラムです。
そこで発生する金利の一部が分配される形となります。


こちらもリスクは勿論ありますが、利回りとしてはやや大きめになりますので資産のうち、一部であれば効果的に運用が可能だと思います。
いきなり資産の90%を1か所に預ける!とかは絶対ダメですよ!
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保有物件等について
地域は非常に分散しております。
全国に散らばっており、地理的な分散は図られていると思います。

しかしながら金額的な分散が図られていない為、1点特化になっております。
レオマリゾート:28.3%
鬼怒川観光ホテル:10.5%
伊勢志摩:10.0%
あたみ:8.2%
投資比率が偏っているのは悩みの種ですかね。
稼働率は他と比べると低い数値になっております。
例えば該当リートの最大枠、大江戸温泉レオマリゾートですと
2018年1月:77.2%
2018年2月:91.8%
2018年3月:97.6%
2018年4月:84.9%
2018年5月:84.0%
2018年6月:72.0%
2018年7月:76.6%
2018年8月:99.2%
2018年9月:77.2%
2018年10月:88.8%
2018年11月:98.4%
2018年12月:97.2%

80%を下回ることもあり、非常に落差がありますね。
個人的考え
大江戸温泉自体がリートになっている他ではないリートです。
ホテル(?)特化型ですね。
大江戸温泉物語グループの物件を徐々に移している感じかなと思います。
有名温泉施設なだけに、非常に古い物件が多いのは心配なところですが。
経過年数が35を超えているものも多い為、老朽化による補修金額が増してくるのが心配です。
REITの物件でいう割安率を示すNAV倍率が1位です。0.84は圧倒的です・・・
人気ないんですよね・・・
REIT全体として。
あと大きな特徴として投資主優待制度がございます。
5口以上10口未満:1,000円分の利用券
10口以上:1,000円分の利用券2枚
これは大江戸温泉にも行きたくはなりますね。
NAV倍率の面から見ても、0.84と非常に割安、利回りも5.5%と非常に数値としては良いのですが、リスク面としては時価総額が低い為、流動性が低くなってしまうということがあります。
1,000億円という基準を上回ると機関投資家に組み入れられることも多くなり、…という中で基準の規模となる数字なのですが、大江戸温泉リートは・・・なんと202億円です。
基準の5分の1ですね。その為、流動性つまり売りたい時に売ったり、買いたい時に買うという事が難しい時があるということです。
出来高としても1000を超えないようなので、下手したら一人で1日のやり取りを出来てしまうんですよね(私は無理ですが。)
そういう部分のリスクがあるということを認識する必要があるとは思います。
※あくまで個人の考えです。株式投資に関しては自己責任にてお願いいたします。
まとめリンクについて
REITについてまとめております。今後は紹介している投資法人もまとめられたらと思います。
以下は高配当株のまとめ記事です。
また、株式投資で株主優待や配当で儲かる仕組みについて再確認出来る記事です。
よろしければあわせてどうぞ。
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