
今こそ買え!!!
とは言い切れないのですが、利回りから行くと5%を上回るものも多くあり、長期保有は候補に入れてはいけないと思うのですが(やり方次第ですが、物件は老朽化する為経過年数に応じて、稼働率が変動してくる)短期的に見ると効果が大きいと思います。
勿論調べる項目が多くあり、しっかりと調べた上で買う必要があります。
しかしそれを乗り切れれば利益を大きく確保出来ますので株式だけでなく、一つの候補として考えて頂ければと思います。
REITのチェック項目として何を見たら良い?
前提の知識として、
REIT側の稼ぐ方法は
・賃料を得る
・物件を売却をする
この二つがメインですね。
物件の種類は
・オフィス
・住宅
・物流施設
・ホテル
・商業施設
の5種類が主だと思います。
更にそれぞれを考える要素としては
・物件ごとの契約期間
・空室率
・賃料
・返済時期
・金利
あたりが重要になります。
REITが利益を出す方法を理解する
REIT側がどうやって利益を出しているかを知ることは大切ですね。
そこを知ることでお金の動きを知り、継続的に利益を出すことが出来るかを把握出来ると思います。
賃料を得る
一番の基本体制として、【物件から賃料を得ることで利益を出す】ということが挙げられますね。
物件を持ち、物件に入居してもらい、賃料を得ることが出来る。
そうして得た売上を積み上げ、配当に繋がるということですね。
物件を売却をする
【物件の売却】により利益を出すことも大切ですね。
物件価格の変動による利益が確保出来るのであればそれが大切ですね。
また売却により得た利益を次の物件に入れ替えることでより稼働率上昇や利回り増に繋がることもありますので大切ですね。
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今流行のクラウドファンディングです。
仕組はREITに近く、皆様から投資を少しずつ集め、資金調達のニーズがある会社に対して投資を行うプログラムです。
そこで発生する金利の一部が分配される形となります。


こちらもリスクは勿論ありますが、利回りとしてはやや大きめになりますので資産のうち、一部であれば効果的に運用が可能だと思います。
いきなり資産の90%を1か所に預ける!とかは絶対ダメですよ!
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物件の種類も確認しよう
物件の種類により特徴がありますのでそこを理解した上で投資法人を選んでいきましょう。
オフィス
オフィスビルとしての貸し出しということもあり、一度契約すると比較的長いイメージがありますね。
また昨今の流れでは都市圏、東京・大阪・名古屋・福岡全てが好調に推移している為、ニュースで出る空室率も低く、以下の記事でも2%を下回っています。
オフィスビルの不足感が強まっている。11月の東京都心の空室率は1.98%と、バブル経済期の1991年以来27年ぶりに2%を下回った。業容拡大で人手を増やした企業が目立つ。需要の担い手はかつて中心だった金融機関から、IT(情報技術)大手やゲーム産業など多様化。共有空間を増やし社員同士のビジネス交流を促すなど、新しい働き方への対応も空室率低下につながった。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38868830T11C18A2EA1000/
また賃料は年々上がっているのですが、あくまで【基準の賃料】です。その為、契約更新か新たな契約時に初めて高くなった利回りを享受出来ます。
そういう意味では利益として出るようになるには更に時差が必要です。
住宅
マンションを賃貸として貸し出す形になります。
首都圏、しかもかなりの好立地の物件は供給が限られてますので・・・しっかりといい位置の物件を持っている投資法人は安定した稼働率を確保出来ていくと思われます。
オフィスよりも居住者が変わる際に賃料もいじりやすいので反映はされやすいと思います。
物流施設
倉庫等の物件としての活用ということなのですが・・・
基本的に一度契約されたら、また契約ありきで投資法人を持って購入するということがあることが多いです。
そういう意味では堅いと思いますので「堅い物件を何%分の資金で持っているな」ということを見たりしています。
ホテル
昨今のインバウンド需要を受けて、物件は足りてない事も多いようです。
Airbnbも一時期流行りましたが、法整備により、しっかりと稼働させることが出来る物件が限られてしまった為、全体としての数は足りてないと思われます。
宿泊費用も柔軟に変動しておりますので利益もしっかり確保出来ているイメージです。
商業施設
商業施設のテナント料で稼ぐタイプですね。
店舗ごとで見ても、契約期間が3年や6年など長いものも多く、店舗の償却期間を考えると一定期間は店舗を構えないと利益を出せない為、長期的に安定した収益が得られます。
商業施設の注意点としては、ショッピングセンターが複数あると売上が下がり、テナントが出て行ってしまうこともあるということです。
また魅力ないテナントが入っていたり、施設の集客力としての弱さがあると稼働率も下がってしまうので注意が必要ですね。
おススメリンク
高配当株をおススメしていますので是非合わせてみてください。
投資法人ごとのおススメに関しても今後まとめていきたいと思います。
以下はREITについて更に別の視点から書いております。
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皆様も是非使ってみてください。投資家の個人ブロガーの方の記事が載っており非常に勉強になります!