
その名は【ポジポジ病】である。
私はこれを不治の病だと考えている。
ポジポジ病の治し方がわからない
昨今良い株を見つけて、株を購入する前にIR情報を見るようにしている。
何故見るようになったかというと私は【ポジポジ病】だからである。
【ポジポジ病】とはいったい何か。それはすぐにポジションを取りたくなってしまい、買いたいものであふれてしまう病気の事である。
良い物を見ると買いたくなるのは当然であるが、パッと見良い物って多いんですよね。
利回りから絞ってみて、多少の損益表を見て、PERやPBR、ROEやROAを見たら「よし、買いだな」となってしまう。そんなに安易に買っていたらいくらお金があっても足りなくなっていく。いや、確かに全部買ってみて結果として儲かるかもしれないけど、そんなに自分のお金が足りない。
結果として少し下がる空気の時に買い増しが出来なくなってしまうのである。
つまりポジポジ病は無限にお金があるのであれば勝てるものだが、そんなような人はいないので病気ということになっている。
だからこそ私は更に厳選する為にIR情報や経営方針、事業の結果等を見ることにしている。するとより深い情報、魅力が見えてくるのである。
(ただし、そうすると更に買いたくなるので困る部分もあるのだが)
損益表等は基本的に変えることが出来ないのでアピールすることは出来ないが、事業についての文章等は好きに書いてよい。つまり「うちはこれだけ魅力的で、これだけ売上が高い!」「今これだけ売上が出ており、どんどんシェアが拡大している」といったアピールはすごい出ている。
もうあれです。
売上が出て、利益も伸ばせている企業はそれが滲み出てるんだよ。
それを見ることが出来るようになれば大金持ちになれるんじゃないかな(私はなれていませんが)
だからこそ良い所は【なぜ】良いのか、【どのくらい】良くなっているのかという文が書かれているのでそれを読み取れる努力は実るものではないかなと思ってIR情報を読んで、購入の為の基準としてつけている。
大きな問題があって、皆が皆、良い情報を書こうとするから読めば読むほどどんどん【ポジポジ病】が悪化していくのをどうにかしていきたい。
困ったもんである。