[8316]三井住友FGの2019年決算を受けて。

メガバンクとして有名、そして高配当銘柄として有名、そして累進配当を打ち出している企業として有名な三井住友フィナンシャルグループです。

私の銘柄でなく、妻のNISA口座にて購入している銘柄です。

NISA口座での購入となると、潰れず、大きく価格が崩れず、高配当気味で出ることが大切かなと思っておりますが基準を満たせるのではないかなと購入を勧めました。

そしてその三井住友FGが5月15日に決算報告を致しましたのでそれらを確認致しました。

[8316]三井住友FGの2019年決算を受けて。

コロナへの対応から始まっております。
全方面に対してしっかり意識されておりますね。

三井住友FGの純利益は7039億円でした。

ちなみに三菱UFJFGは5281億円
みずほホールディングスは4485億円です。

3社の利益で三井住友FGがトップになるのは初のようです。

これは三井住友FGの時代が来るか!?

また来年度の利益は4000億円とのことですが、これには貸し倒れに備えた費用が含まれております。

ニュースで【新型コロナで1兆円?】というのはこの貸し倒れ対策の費用の3社合計のようですね。

三菱UFJと三井住友が4500億円ずつ、みずほが2000億円の費用を見込んでいるようで、その分予想利益から減額されているようです。

倒産が減れば減るほどここはマシになる感じでしょうか。

与信関係費用で2019年の1,706億円の実績に対して、2020年目標は4,500億円となっておりますね。

その分、経常利益・純利益に影響が出てますね。

2020年度はどうなる?株主還元については?

コロナの影響で利益、貸し倒れが増えるとの予想なのでしっかりとお金を貸していきながら最低限にしてほしいですね。

株主還元に関しても2018年の180円配当から、2019年は190円と10円の増配。

そして2020年に関しては増配は厳しく、配当維持予想でした。

2018年700億円、2019年1000億円の自己株取得も行っておりますので再度自己株取得が出来るように体制を整えていって欲しいですね。

総還元性向でいくと
2018年:配当180円、自己株取得700億円:44%
2019年:配当190円、自己株取得1000億円:51%
2020年:配当190円、自己株取得無し:65%

となるようなので異常なほど無理が生じているわけではないのかなと。

預金額は順調な感じなんですね。

海外に関しても順調な感じですが・・・

私として一番注目しているのは有価証券です。
以前から国債オンリーで稼ぎまくってきた体制を変えていかなければならないので、そこがしっかり変わっているかって結構大事なんですよね。

国債がほぼ0%、というかマイナス金利と言われている中では何の意味もなくなってしまっています。

外国債も為替リスク等がある為、意識する部分が増えていくんでしょうね。

稼ぎ出す力をつけていって欲しい所です。

あと新卒採用を減らしたり、人員大幅削減に踏み切っているので進化しきれたところが強く残れるんでしょうね。

その他の項目について・まとめ

2020年5月16日現在2709.5円
配当が190円ですので利回りはなんと7.0%

本当にカオスな水準ですね。

日本たばこ産業は利回り7.7%ですが株価が下がってきているのでどっちが魅力的かなと。

株主還元方針として、累進配当を打ち出しており、配当性向40%を目指すとのことですのである程度の配当継続力はあるのかなと。

配当を示すグラフです。2019年度の予想は180円です。配当性向は34.3%です。

銀行の中では1番コスパがよさそうかなと。
三菱UFJは利回り6.2%で安定性は少し高いかも…
みずほは利回り6.2%で安定性が少し低いかも…
セブン銀行は利回り3.9%で配当性向がやや高め。
あおぞら銀行は利回り8.76%まで上がってきていますが、配当性向50%と定めているので配当額はがくっと減りそうなんですよね。

そう考えると三井住友FGと三菱UFJを半々がベストなのかなと。

今後考えていきます…

自社株買いもしっかりと行われておりましたのでどんどん強くなっていくのではないかなと。

※あくまで個人の考えです。株式投資に関しては自己責任にてお願いいたします。

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